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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第7章 踊る少女
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リード

ちーちゃんは耳の上を指で、トントンと叩いていると、「あ」という声を漏らした。


「じゃあ、リードするから一緒に踊ってみよ!」


「リード?」


疑問に答えるように、ちーちゃんは私の手をとって向かいあった。


「あ……」


「この世界じゃあ、こっちのがポピュラーじゃないかな」


「そうかも知れませんが、社交界とは縁はありませんし……」


舞踏会は貴族のものだ。


ラン兄さんのように、王都で立場を持っているのなら、ともかく、

山中の村で暮らしていた私には縁がなかった。


「じゃあ、基礎的な動きは教えるから、あとはこっちに合わせて動いてみて」


「は、はい」




……




「うん、やっぱりこっちに合わせるほうが、いい動きだね」


「確かにこちらの方がやりやすいです。これを剣に反映させればいいんですね」


「それはそうなんだけど……リードなしでもやれる?」


「な、何度もこの動きを繰り返して覚えれば……!」


「いや、こっちの体力が持たないって……」


「あっ」

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