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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第7章 踊る少女
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クリスの弱点

「なんて言ったらいいかなぁ……テンポっていうのは、言うならば、ステップみたいなもので、

剣を振るアクションとはイコールではないんだよ」


「えっと……」


「リズムを刻めば、きっと、自然と動きに反映出来ると思うけど」


「私、リズムについてきちんと理解出来ていなかったかも知れません」


「そう?じゃあ……踊ってみようか」


「え?」


「いい?じゃあ、8ビートと16ビートからやってみようか?」


「ええっ!?」







…………





ちーちゃんにお手本を見せてもらったあと、手拍子に合わせて踊ってみた、のだけど……




「言っちゃあ悪いけど、クリスちゃんリズム感全然ないね……」


「うう……」


「大抵、クリスちゃんみたいに動ける人はダンスも踊れるんだけどなぁ……」


「動きが難しい訳じゃないんですが、タイミングが……」


「うーん、リズムに合わせるだけ、ほぼほぼ直感なんだよね……」


「直感って……」


「要はセンスというか……」


それって、私のセンスがないってことじゃあ……


「練習を続けて、理解できるまで身体に覚えさせるしかないかな……」

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