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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第7章 踊る少女
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チヒロの目覚め

出発して、馬車は予定通り、迂回ルートを走っていた。



「あのあと、そんなことがあったんですか!?」


セレナとシンシアさんは一足先に部屋で眠っていた。


だから、メメとの戦いや村の真実のことは、一切気付いていなかった。


「うん、まぁね。大変だったけど、結果的にはよかったんじゃないかな」


メメを呪縛に解放出来たこと、そして――


「ちーちゃんはどうなんです?色んなことを思い出したみたいですけど」


「まぁ、この剣の使いかたはね。他はさっぱり」


「剣の使いかた、ですか?」


「うん。”時空間接続”の方法とか、”圧縮された空間”の破壊法とか」


「え、ええ……?なんですか、それ」


「クリスちゃんが、”圧縮された空間”に囚われていた時に、助けた方法のことだよ」


「あ、ああ……なるほど」


「あとは、戦い方も思い出した」


「そうなんですか?」


確かに、思えばメメに斬りかかったりしていたし、それもおかしくはないだろう。


「うん……と言ってもどれだけ動けるかまでは未知数だけど」


「それなら、今晩手合わせしてみましょう」

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