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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第6章 崩壊少女
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囚われていた者、解き放った者、気付いた者

「っ!まだかぁっ!」


メメの様子に気付いた、ちーちゃんが斬りかかった。



「待って下さい!」



それに気付いた私は咄嗟に手を出して、剣を受け止めた。


「ぐ……!」


咄嗟で、気功も魔法も間に合わず、素手で受け止めていた。


「クリスちゃん!?」


「たい……じょうぶです。彼女は、もう……」


「え?」


私はそのままメメの傍にまで歩み寄った。


「呪縛は解かれたのでしょう?」


「わ……私、は……」


「あなたは不死者(アンデッド)であっても、死霊使い(ネクロマンサー)ではないのでしょう?」


「……」


メメはゆっくりと頷いた。


「クリスちゃん、どういうこと!?」


「この子はただの被害者なんです……私達を襲ったのも上位から(ネクロマンサー)の命令だったんでしょう?」


「……私は……私、の役目は……」


「真実……あなたが()()であることに気付いた者の抹消。

だから、あなたは私もろとも、巻き込むようなことをした。

()()()()()()()()()()()()()()()()()だから」


「!」


「だけど、ちーちゃんが……ちーちゃんがあの魔法陣(じゅばく)を壊したお蔭でその命令から解放されたんです。

そうですよね?」

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