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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第6章 崩壊少女
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無剣

「それじゃあ……」


「外に誘い出して、迎えうちます。幸い、空間圧縮……向こうの種は割れました」


とは言え、空間圧縮という存在自体、私は知らなかった。


名称からして空間魔法のように思えるが、エレナ姉さん以外で、空間魔法を使える者は知らない。


居たとしても一握りで、まさか、メメがそんな魔法使いだと思えなかった。


……そんなことは今は気にすることじゃないか。


今は、どう迎えうつかを考えなくては。


「……剣を部屋に置いたままにしているのはよくなかったな」


「あ、じゃあ、この剣使う?」


ちーちゃんの持っていた剣を差し出しされる。


一瞬、受け取ろうと考えた。しかし――


「いえ、それはちーちゃんが持っていて下さい。私は剣がなくとも戦えますから」


いざという時、ちーちゃんの護身用に武器は持っていたほうがいい。


ろくに扱えないのは重々承知だけど、それでもないより、あったほうがいい。


「じゃあ、どうするの?」


「せっかくですし、エル兄さんに指導されたことを思い出して戦ってみます」


相手は不死者(アンデッド)、それを考えると光魔法や火魔法が効果的なはずだ。

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