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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第3章 奴隷少女
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一掃

手前のゴロツキが下げていた剣に手をかけた瞬間、私はそのゴロツキの腹部に掌底を打ち込んだ。


「がはっ……!!」


ゴロツキはそのまま崩れおちて、動かなくなった。


「なっ!?」


「武闘家か!距離を取って銃を使え!」


「大人しく、通してはくれないんですね?」


「黙れっ!」


次の瞬間、他のゴロツキ達は一斉に銃を乱射した。


「『反射(リフレクト)』」


私とセレナを覆った魔法の障壁(しょうへき)は彼らの放った銃弾を跳ね返し、逆に彼らへと反射する形になった。


「ぎゃあああああっ!!」


倒れていく、ゴロツキ達。


幸いにも致命傷は負っていない、いざとなれば、回復魔法を使わなければとも思ったがその心配は必要なかった。


「な、なんなんだよぉっ!」


無事そうなゴロツキが一人居たので、首根っこを捕まえた。


よく見るとセレナを捨てたゴロツキだった。


「あんたらのボスは、何処ですか?」


「ひぃっ!う、うううう上にいるよおっ!」


「そうですか」


ゴロツキの首に一撃を入れると、ゴロツキは昏倒し、倒れた。


「上に行こう、セレナ」


「……クリスさんって何者なんですか?」


その問いに私は少し考えて、こう答えた。


「ただの末っ子です」


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― 新着の感想 ―
[良い点] ワンサイドゲームだな・・。となると兄弟達はそれ以上なのか!?
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