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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第6章 崩壊少女
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微動だにしない心

「私どものモットーは”安かろう悪かろう”でございます」


「それは開き直りって言うの!」


「悪ではないから、悪びれないのです」


「つまりは、ふてぶてしいってことじゃない!盗人猛々しいって言うんだよ!」


「対価に見合ったサービスなのです。盗人とはあんまりではありませんか?」


「うっ……」


どうして、ちーちゃんが言いくるめられてるの?


「いや、別に咎めたい訳ではないんですよ」


「はぁ……では、なんなのでしょう?」


「私達は確かに安価な価格で、泊まってるのだから、文句は言いません」


「はい」


「でも、あなたはどうなんですか?」


「はい?」


「宿屋である以上、この部屋は商売道具になるわけですよね?

管理を怠って損をするのはあなたなのでは?」


「なるほど、一理ありますね」


「でしょう?」


「逆に言えば、九十九理はこちらにあると言うことです」


「えっと……それどういう理屈です?」


「管理を怠ってはいません。単純に管理出来ないのです」


「え?」


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