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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第6章 崩壊少女
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部屋は眠る時しか使いません

その日の晩…………




簡易的な食事を持って、女の子は階段を上がってきた。


部屋は昨日と同じだ。


「おや?」


私達四人は廊下で、女の子を出迎える形になった。


「ここで、受け取ります」


「あ、そうですか」


トレイの上に乗った食事を受け取ると、私達はその場で食べ始めた。


「ここで、食べられるんですか?」


「マナー的によくないのはわかっています。

……もしかして、廊下は飲食禁止ですか?」


「共用スペースなので、お断りすることもありますが……他にお客様がいらっしゃらないので、

今回は問題にしないことにします」


「それは、ありがとうございます」


「ですが、どなたかのお部屋でおくつろぎになられたほうが、食べやすいのでは?」


「……逆に聞きますけど、くつろげる部屋って、どこですの?」


「…………では」


女の子は会釈をして、その場をさろうとした。


「待てい!」


ちーちゃんが女の子の肩を掴んだ。


「なんでしょうか、昨日説明したようにノークレームでお願いしております」


「むっ……じゃあ、質問!」


「返答をお控えさせていただきます!」


「まだ、なにも言ってないでしょうが!」

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