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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第6章 崩壊少女
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癒しの香り

声に気付いて扉の方を見ると、室内にいたはずなのに服が汚れている、シンシアさんがいた。


「なんなんですの!?人が大変な時に、なにしてるんですか!!」


「……ま、まぁ、落ち着いて下さい」


「これが落ち着いていられる訳ないですわ!なんで、世の中はこんなに不公平なんですか!」


随分と悲痛な叫びに聞こえた。


「そ、そうだ、シンシアさんも、セレナを抱っこしませんか?」


「……」


「……ええっ!?」


急に生贄に捧げられたセレナは驚いて、私を見た。


「いやぁ、セレナの髪っていい匂いして、癒されるんですよ。

花や草木のような澄んだ香りで、森林浴してるみたいな、気持ちになりますよ」


「そ、そうなんですか?」


「…………」


「うん。シンシアさんも試してみて下さいよ、落ち着きますよ?」


「………………んがーっ!そんな言葉に騙されませんわよーーっ!!」













――――10分後。










「ああ~~、セレーナさんはいい子ですわね」


「セレナいい子いい子」


「あの、流石にそういうのは……」









……ちなみに、その頃のちーちゃん。



「あの、床が抜けて下半身がハマるって、どういうこと!?」

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