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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第6章 崩壊少女
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重さ

「えっ、左手が!?」


「うん、動かすことは出来るんだけど、力を入れることが全然出来ない」


そう言えば、チヒロさんは戦った時、左手で直接剣を受け止めたりしていた。


まさか、そのせいで――!?





――いや、そもそも、そのこと自体がおかしいのだから、左手そのものが何かあるのかも知れない。


ただ、私と戦ったせいという可能性も否めないのだけど。


「右手だけじゃ、こんな重いの扱えないよ」


「……そうなんですか?」


そうは言うけど、チヒロさんは何度も言うように片手で扱っていた。


「持ってみる?」


「あ、それじゃあ」


鞘ごと、チヒロさんの剣を持ってみた。


「あ……」


私の剣と同じくらいの重さだ。


父から授かった剣は頑丈な分、重量がある。


それを考えれば、初めて持った人間が片手で扱えないのは無理はない。


「流石に、クリスちゃんは片手で持てるんだね」


「それは、まぁ、そうですけど、確かに重めですね」


扱えない訳ではないけど、本来の片手剣の重量ではない。

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