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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第6章 崩壊少女
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シンシアの本領 後編

「それで、移動手段の方はどうするんですか?」


「はい、これに関しては金額次第、ということになるとは思うんですが、

一般的な渡航船ではなく、貿易船に交渉して乗せてもらおうと思います。

貿易船なら、金さえ払えば、スペースは確保出来ますから」


「そのスペースって、馬たちは生きることが出来るんですか?」


そう問いかけたのはセレナだった。


「……交渉次第、です」


「それって……」


「馬が生活出来る環境が確保出来なかった場合、一度売り払って、

『パラガム』で再度馬を購入することを検討しますわ。

今の馬に愛着があるのはわかりますが、無理な生活環境で死なせてしまうほうが残酷ですので」


「そう……ですか」


「ま、まぁ、私自身にもあの子達には愛着がありますわ。

出来る限り善処して、連れていこうと思います」


「!……お願いします」


「ええ、先程申した通り、腕の見せ所ですもの。全力を尽くしますわ」


シンシアさんは自分の胸を強く叩いた。


これに関しては、彼女の力量と時の運だ。


シンシアさんの頑張りを信用するしかないのだろう。

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