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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第14章 邂逅する少女
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ホラー?

思えば、この時私は、人の想いを軽視していたのかも知れない。


強く想い、それは神の意思だと感じてしまう想いを……



…………





「えっ?」


私は暗闇の中で目を覚ました。


体感だが、時刻は夜三時を回っていただろう。


そして、その違和感に気づく。


私は……眠っていた?


いや、起きていたのだろうか?


どうにもこうにも前後の記憶がない。


馬鹿な……記憶を失う程お酒を飲んだとか、そう言うことでもなく、私の意識は今この時に"飛んだ"ように感じていた。


そう、マリィさんの提案を断ったあの瞬間から……


「……まさか?」


"それ"が原因だと?


私は右目と額を抑えて考えようとしたが、現状の把握が優先事項だと思いなおし、周囲を確認した。


どこかの部屋。


見覚えはない。


木造の家屋で明かりが一切なかった。


私は少し考えて火の魔法で松明代わりにしようとした。


少し、空気が埃っぽく感じたが、この程度なら粉塵爆発などは心配ないだろう。


「『ファイア』」


手に火を灯して気づいた。


私はこの場に一人だった。

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