表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第14章 邂逅する少女
1059/1085

罵声

ーー


「どうしたぁっ!その程度で立派な騎士になれると思ってるのかっ!」


「お、思ってません!」


「なら、今すぐ身体を起き上がらせ、腕立て伏せ300回!」


「は、はいっ!」


……


リオ姉さんは先程マリィさんにこう問いかけた。


"社会見学って何をすればいいんだろう?"


それに対するマリィさんの答えは単純で、


"普段通りでいいじゃないですか"


と言うものだった。


それを聞いて、渋っていたリオ姉さんの気持ちがわかった。


リオ姉さんは今、『聖騎士』として、理事ながら直接後進に指導を行っている。


ただ……なんというか、とても……


「スパルタ、だなぁ……」


私がボソリと呟くと、隣にいたシンシアさんが驚いたようにこっちを見た。


「あの……クリスさん。スパルタってご存知なのですか?」


「え?まぁ、普通の言葉じゃないんですか?」


「では、語源はご存知ですか?」


「語源?よくわかりませんけど、そういう言葉じゃないんですか?なんというか、"ハード"とか"シビア"みたいな?」


「……」


「シンシアさん?」


「いえ……そうですか、いつもながら不思議な方ですね、クリスさんは」


「??」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ