いつだって進み続けるしかない
また、間が空きました。
12月が激務だったことと、転職したことでドタバタしたことが原因ですが、
転職先は今までと比べるとホワイトなので、
更新頻度をこれから戻していけると思います。
この作品について、今の考えを述べようと思うので、後書きの方もお願いします。
だけど、結局、今私達に出来ることはない。
試しに、回復魔法や気功を試してみたものの、ちーちゃんが目覚める気配はなかった。
それ以上は、私に出来ることはなかったし、シンシアさんもない。蝶は言わずもがな、だ。
「……希望的観測かも知れませんが、私の他のきょうだい……ちーちゃんを封印した者でなければ、その封印を解く方法を知り、教えてくれる人もいるかも知れません」
「そう……ですね。クリスさんの手に負えない以上、可能性があるとしたら、クリスさんのごきょうだいくらいでしょう」
別に私はなんでも出来るという訳ではないが、それがシンシアさんの信頼なのだろう。
それに、なんでも出来る、なんて言うのはアル兄さんくらいなものだと思ってはいたが、あえて口にはしなかった。
「目的地に向かいましょう。
『フォーグログ』に……リオ姉さんに会いに行きましょう」
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今の更新速度と、完結までの残りを考えた結果、
本筋の話であるクリスの仲間ときょうだいの話だけに絞り、
肉付け兼伏線を入れる予定の話の道中の人助けは省略しようと考えています。
作品タイトルの救済録や鬱フラグブレーカーというコンセプトを考えるとどうかな、という面もあるのですが、
肉付けの話まで入れてしまうと完結まで何年かかるかわからないことを考えると、本筋の話だけやってとりあえず完結まで走りきりたいという気持ちになりました。
途中で、力尽きて未完になることを恐れたからですし、
また、他に取り掛かりたい作品の構想もあるからでもあります。
それでも、完結まで二、三年はかかるのではないかという想定になっていますが、なるべく早めの完結を目指して頑張ろうと思います。




