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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第14章 邂逅する少女
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彼女がいない馬車 18

「その言葉……あとから撤回しないでよ!」


チヒロは、剣の刃先を男に突きつけた。


男も銃口をチヒロに向ける。


「『次元砲』ッ!」

「!」


剣が開くと、同時に男は引き金を引いた。


弾丸が放出口に入ると、チヒロの剣は暴発した。


「あッ!?」


チヒロは剣を手放し距離を取る事で暴発から逃れる。


爆発の後、剣は地面に突き刺さった。


剣の周りの地面は次元砲の暴発に巻き込まれたことで、所々消滅していた。


「……何もかも不用意な」


呆れたように男は呟きを聞いて、チヒロは男を見た。


「話を聞くはずの此方を消し飛ばすつもりですか?

それにそんな発動まで溜めの大きい攻撃を無防備に……発射口を撃たれたら暴発するってことを考えなかったんですか?」


「……随分とワタシのことをご存知みたいだね」


「まぁ……」


一瞬、男はバツが悪そうに視線を逸らした。


チヒロはそこをついて、チヒロは剣を取りに走った。


「ふっ!」


男はそれを阻止しようと、ガンカトラスの刀身を放り投げ、

刃は剣を避けながらチヒロに向けて、弧を描くように放たれていた。

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