表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第14章 邂逅する少女
1022/1085

彼女がいない馬車 9

男は気配を殺し、歩き出した。


真っ直ぐにチヒロに向かって。


毛布を被って眠っているチヒロ。


およそ、3メートル程の距離から、チヒロに銃を向けた。


そして、ため息を吐いた。


「まさか、こんな簡単にいくーーーー訳ないよな」


前方にいるはずのチヒロが男の背後で、大剣を振りかぶっていた。


大剣が振り抜かれる直前に、男は前宙の要領で回避しながら、後方へと銃を向けた。


「おっと」


男は被っていた中折れ帽が落ちそうになるのを左手で押さえた。


そして、二人は対峙した。


「……なんだ、オマエ」


チヒロは敵意を隠しもしない。


一人で襲ってきた。

ましてや、ワープを駆使してのカウンター奇襲に対応されたのだ、チヒロの警戒心は最大限に高まっていた。


「……いい夜ですね、レディ?」


男は事もなさげに、軽口を叩いた。


「……」


チヒロは返事変わりに睨んだ。


男の顔が認識出来ない。


相貌失認と言う脳障害があることをチヒロを知っていたが、まるでソレのようだと感じた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ