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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第14章 邂逅する少女
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砂の海へ

ーーーー



これからの『ギンギ』がどうなるかは、"今の"クリシュナ次第だ。


これ以上のことは、私が出しゃばるべきではないし、そこまで目を配ることは難しい。


ただ、未来は変えられるし、変わっていた。


この変化が、より良い方向に行ってくれることを信じている。


私はエネルギー補給として、簡単に朝食を頂くと、すぐに出発した。


クリシュナはゆっくりしていかないのか、と困惑していたが、急ぎの用があると言って断った。


外套などの装備と一緒に蝶を回収すると、

蝶の誘導に従って、走った。


「……でも、よく方向なんて分かるね」


「まぁ、わたしは使い魔みたいなもんやから。

主人であるセレーナはんのおる方向はなんとなく分かんねん」


「え、そうだったの?」


「せやで。そうやなかったら、基本馬車の中のセレーナはんの記憶を頼りに場所を割り出すことになんで?

まず、無理やろ」


「それはそうだね……ところで、何があったかわかったの?」


「それがやね……どうやら、ちーちゃんはんが"やられた"みたいやねん」

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