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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第14章 邂逅する少女
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クリスとクリシュナ

「……」


私/僕は静観していた。


"あの時"はどうだったか、記憶にモヤがかかっているが、

クリシュナが、処断するというならそれもいいだろう。


"僕"の時の怨念も含めて"この"クリシュナが始末をつけてくれるならーー


ー/そんなのは、駄目だ/ー


?!


ー/それはクリシュナの思い……恨み……あるいは願いですらあったのかも知れない/ー


……


ー/だけど、それは"クリス"の思いじゃない!

それをしてしまっては、取り返しがつかなくなる!

私は……クリスでしょ!/ー


「っ!」


そうだ、"クリシュナ"に引っ張られるな。


私は……今の私はクリスなんだ!


「ーー駄目です!」


私は、クリシュナに立ち塞がるようにして前に出た。


「クリス!?」


「それをしてしまってはいけないんです!

親殺しの王に……誰が従うのですか!心から!」


「っ……!!だ、だが!ソイツは子殺しをしようとしたんだぞ!」


「だからと言って、貴方が同じステージに立つ必要はありません!」

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