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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第5章 戦い続ける少女
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剣なき戦い方

焦ることはないんだ、先程と同じだ。


同じ土俵で戦う必要なんてどこにもないんだ。


「『エア・カッター』!」


風魔法……かまいたちを展開する。


「――」


少女はこともなさげに回避するが――


「まだまだ!『エア・カッター』!『エア・カッター』!!『エア・カッター』!!!」


物量で押し込めばそうも言ってられなくなる。


少女は剣で、防ぐようになる。


そこに――


「『エア・カッター』!『気功波』!『アイス・ランス』!『エア・カッター』!」


気功や他の魔法を混ぜることで対処を難しくしていく。


「『ジャイロエアスピット』!」


「!」


そして、大技を展開し、対処しきれなくなり、あの無(・)防(・)備(・)な(・)受(・)け(・)身(・)を取ったところで――


「『フェニックス・ライ』――」


突っ込む。



但し――


「――離脱!」


「――!?」


同じように無防備な受け身で、いなされるのはわかっている。


なら、途中離脱することで、その回避先に――掌底を叩きこんだ。


「はっ!」


「っ!」


空中で少女が私を見下ろす――


「強制活(フォースド・アク)――!?」


「『気功撃』!」


だけど、既に身体に触れている分、こちらの方が速い!


少女は吹き飛び、壁に激突した。


その際に、剣を手放したのを確認した私はそれを手に収め、取り返した。


私の剣の切っ先を少女の方に向けた。


「これで―ー終わりなんじゃないですか?」

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