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#2 運命的な何か

#2のデータが飛びました。がすでに復旧済みです。ご迷惑をおかけしました。

では#2どうぞ。

というわけで未練探しを始めたわけなんだが。

どこにも心あたりがないためどうすればいいのやら。

と、だらだら散歩しながら考えているといつの間にやら夜になっていた。

(夜か~…)

そういえば、幽霊とお化けってなにが違うのだろうか?

今の状態なら何かわかるかもしれない。

そう思った俺は墓地にへと歩みを進めた。

墓地にいってみると思いのほか面白そうだった。

墓地にはいろんなお化けがいるがそれぞれ何かぶつぶつとつぶやいていた。俺は、近くにいたお化けに話を聞いてみることにした。

「あの~」

「なんだ」

(よかったなぜか通じる)

「なんだよ」

「なんでぶつぶつつぶやいているんだ?」

「なんとなく」

(うわ~来たよこれ。自分がなにやってるかわかってないせりふ)

「あーそう。それじゃあ。ありがとうございました。」

ほかのお化けにあたってみよう。なにかわかるかもしれない。

「すみません」

「なんのようだ」

「さっきからなんでぶつぶつつぶやいてるの」

「俺が死んだ理由ってのが、寿命じゃなくて車にひかれたからなんだよ。だからその運転手にひたすら恨みをこめている」

「なるほど~。ありがとうございました。」

「くそやろう くそやろう くそやろう」

(ほんとだなんかうらんでる。)

…ということは未練が悪い方向にあるとお化けになり何か悪い方向ではないことにあると幽霊になるようだ。

(まぁ、俺は幽霊だからいい方向に未練があるのかな?)

そうこうしているうちに日が昇りはじめてきた。


「もう日も昇ってきたしそろそろ墓地から出るか」

と言ってはみたが特に意味はない。

とりあえず散歩のつづきでもしますか、と墓地を出て道を歩いていた。

(そういえば、幽霊ってお腹すかないよな~)

まあ逆にお腹がすくとどうやってご飯食べればいいのか考えなければならなくなってしまうし。

歩いているとなにやら息を切らせて本気で自転車をこいでくる人が見えた。

(…何だ?)

どうせ遅刻人間だろ。まあせいぜいがんばれ。

「あぶな~い!どいて~」

「…ハイ!?」

「だからどいて~」

「ちょっとって あっ」

フッ

「ちょ、えっ!あ...あれっ消ええ!?」

ガッシャーン

あちゃ~まあよく考えれば俺は幽霊なわけで通過してしまうのはあたりm...

あれ?さっきこいつ俺が見えてなかった?

「そこの人ぼやっと突っ立ってないで助けたら?」

周囲には俺とこのよくわからん少女しかいない

「だからそこの人聞いてる?」

「聞いてますけど」

「聞いているなら助けてよ」

「…はぁ」

手を差し伸べてみる

…が、案の定つかめない

「あれ!?」

「俺は幽霊のはずなんだか、お前には見えてるのか」

「あーまただ」

「また?」

「また変なもの見てしまった」

「今日は調子悪いみたいだ。学校行かずにかえろうかな。」

そう言って自転車をもとに戻すと俺に背をむけ立ち去ろうとする。

「おい」

「よしっ!何も見てない!さぁ帰ろ帰ろ~」

「いやちょっとまて」

「...................」

「…無視ですか?」

「...................」

「おいそこの痛い系ー学校サボり少女」

「誰が痛い系ー学校サボり少女だ!!」

「お前のことじゃボケ」

『…あぁ、やっぱり通じる(か)』

少女は頭を抱えてため息をついた。

「やっぱりって何だよ」

「昔あったんだよね、お化けと会話できちゃったってことが」

「…へぇ」

「それ以来、自分で気のせいだといいきかせてたんだけど。 …なんか、本当だったみたい」

「なるほど」

「でそっちは何もん」

「えっと。俺は白木夕。まぁ、その…幽霊ってやつだ」

「ふーん、あたしは木葉伽羅。さっきも言ったとおり、幽霊とか見えちゃう体質」

「おう、わかった。んで学校行くの?」

「どーしよっかなー、行くのめんどくさいし。ってつーか時間がっつり過ぎちゃってるんだけど」

「まあそりゃそうでしょ。だって学校から家のほうに向かってるんだから」

「そっか。じゃあ家帰るわ。そんじゃ」

てけてけ スーッ

てけてけ スーッ

てけてけ スーッ

「何でついてくるのよ」

「いや別にやること無いからついているだけですけど」

「背後霊かよ!!」

「…まぁ、意味的にはあってるけど」

「別に周りから見えないからよくね。つーか、お前のほうがおかしく見えてると思うが気のせいか?」

「へ?」

「だって普通の人間からすれば虚空に向かってしゃべってるってことじゃん」

周囲から痛い視線がむけられていることにようやく気づいたようだ。

「…あ」という言葉とともに顔が真っ赤に染まっていく。

「はっ、何で今言うのよ!」

「いやそれがアウト」

「もういいしっ」

そういって少女は自転車に乗って走り出した。

やることないしついていきますかってちょっとまて~。

今回はいかがだったでしょうか。正直幽霊とお化けの違いって、お化けは、びっくり的な怖さで、幽霊は体の芯が凍るような怖さだとおもうんですけどね。

いまさらですが、この文章はやたら改行していて読みにくいと思いますが、いずれ直す予定です。

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