#1 きっかけはいつも単純
初の小説書きですのでいろいろあれかもしれません...
あと中学生なので、更新が遅かったり、文章がおかしかったりしますが、ご勘弁を。
「おい!危ない!!」
キー ガン ガシャーン
キャー
「なんだなんだ。」
「おい人がひかれたぞ。」
「自殺か?」
「いや事故だろこれは歩道に突っ込んでるし。」
「誰か救急車を!」
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ピーポーピーポー
薄れていく意識とともにサイレンの音もだんだんと小さくなっていく...
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ゴン カツッ カチン カチャ コロコロ
まわりだした運命は力あるものにしか変えることはできない。
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どうやら俺は交通事故にあったようだ。
なぜか俺は存在している。
そう、俺は幽霊になったのだ。
幽霊とは、足のない白いアレのことである。
大体の場合幽霊になるのは「この世に未練がある場合に成仏できない者」といわれている。
まあ俺の場合どこに未練があるのやらという感じである。
さて、今俺幽霊こと白木夕は自分の葬式に出ている。
なんとも妙な気分ではあるのだが・・・
まあ自分の片割れ(死体)をみるのはなにやら耐えれられない。
…というわけで外に出て散歩でもすることにした。
歩いている感覚はある、それなにの肝心の足が地面についていないのだった。
(…まいっか)
外に出てみるととても新鮮な感じだった。
なぜなら俺の周りの人々にはみんなそれぞれに幽霊がついていた。
ただ、そのほとんどが従者のようにただただついているだけだった。
俺のような何にもつかない妙な幽霊は少ないのだろうか。
そもそもすべての幽霊に未練があったのだろうか。
…とにかく俺には未練というものがまったく思い当たらない。
まぁ、そのうちその原因がわかるのだろう。
とりあえず外をぶらぶらしようとしていると、ふと思いついた。
すべての人に幽霊がついているのだ、やることもないしはなしかけてみるか。
「すいませ~ん」
「聞こえているのか?」
「お~い!」
まったく気づいていないようだ。というか聞こえてない。
もしかすると幽霊同士は干渉できないのかもしれない。
(話せればよかったのに)
と大きなため息をもらし空を見上げた。
「さて」
「Here we go...未練探しのはじまりだ。」
とりあえずここまで読んでもらえたらうれしいです。
初とは言いましたが実は違う意味では二作目です。
一作目は友達との共同小説でしたので、長く続かず...というわけで
この後急速展開予定(あっあくまで予定です予定ですからね!!)
以後よろしくお願いします。