女性の、キメ細かいサービス
事情により数日間、投稿できませんでした。敢えて女性に喧嘩を売るような作品を投稿します。作品中の女性は、例外中の例外とちゃんと認識してます‥
20年は経過したろうか。
女性の社会進出が、おそらくはとんでもない巨大な組織により促され、採用する側も女性に「女性らしいキメ細かなサービス」を求め、女性側も、「私は、そのような気配りのできる女性です」と応募し続けてきたに違いない。
1円の売り上げもない作家としては、やはり作家たるもの、最低限のキメ細かさは必要であろうとする者としては、当初から大きな疑問があった。
キメ細かい、とか、嫉妬深い、なんて明らかに男に特有な心の持ち様であって、一流の料理人が男性であるのも、そんなところに理由があるはずだ。
もっとも、コンスタントな味付けがコックには求められ、月経のある女性には難しく、むしろ、
味に起伏の求められる家庭料理にこそ女性が適してる、という説を上岡龍太郎さんから聞いた言っていたことも思いだしはするのだが‥‥
それから現在に到り、ひとりの男として、ばっさばっさと無神経な、キメ細かな気配りの欠片もない女性を多数見続けてきた。
周囲の男性に聞いても、事情は同じであるらしい。
ある男性は、華奢なアクセサリーを何回か彼女に買ってあげたのだが、その都度彼女はそれを壊してしまう、と言う。
そんなプレゼントなんかに縁のない僕でも、おおいにあり得ることと思う。
最近、自由を求めんと、ローンの一括返済手続きに関して金融機関とやりとりした。
その手続きについて、電話の女性は最初、僕の名前、生年月日、住所、自宅の電話番号を聞いてきた。
それらは「本人確認」のため、向こうの書類と照合してることは理解している。
続けて彼女は、僕の携帯の番号を聞いてきた。
おそらく彼女はチェックリストに必要事項を記入しながら作業してるのであろうことは判るし、自宅の電話番号の下に携帯番号を記入する書式になっているんだろうことも判る。
でもそれは、手続きの一通りの説明をして、僕が応じれば、「(緊急の連絡はないとは思いますが、万が一ございました場合のため、)念のために携帯番号お聞かせ願えますか」と彼女も応じるべきであろう。
その旨を伝え、彼女も「ごもっともです」なんて言ってたけど、解ってくれたのか‥‥
去年の暮れ、返済金額や手続きを電話で問い合わせた時も、また別の女性が応対したのだが、その時の彼女も自分の言いたいことばかりをベラベラとまくしたてるふうのタイプであり、随分と辟易した。
銀行に限らず、NTTやガス関連の電話営業で各種の勧誘を行うケースが増えてきてるが、大抵の女性は言いたいことばかりをベラベラおっしゃるから、僕は必ず注意したり、貴女は貴女の営業成績のためにやってらっしゃる事情も理解はしている積りなんだが、と指摘すると、ほんの少しは収まることもある。
そんなこんなで、先日、金融機関から返済手続きの書類が送られてきたのだが、返済額の確認と、銀行印を押して返送する用紙と「返送用封筒」が同封されていた。そして、驚いた。返送用封筒には、こちらが80円の切手を貼らなくてはならなかった。
確かに来月から僕はその金融機関から自由になり、要するに「客」ではなくなるという訳だが、そりゃないぜ。雨の日も風の日も、収入が減ってきたって20年近く払い続けてきたんだぜ。ボーナスなんて10年前に無縁になったけど、ちゃんと六月と十二月はボーナス月と認識し、一回も滞ることなく真面目に返済してきたというのに、その仕打ちはあんまりじゃーないか。「債務一括返済担当」さんよ!!
涙が出てくるぜ、というのは冗談だが、キメの荒い仕事振りには閉口してしまう。
ま、金融機関だけに現金すぎる、なんて洒落にも笑えない。
ああ、こんなこともあった。
都合により、僕の仕事は明かせないのだが、親会社の親会社は超一流企業である。
当然に顧客には「キメ細かなサービス」を常々宣言している。
そのために女性従業員も大量に雇用し、公報には専属の美人カメラマンもいる。
その親会社が最近、事務所ビルを移転した。
僕ら、親会社以外のエリアで仕事をしている者には、一年前から親会社の住所が印刷され、切手を貼る必要のない封筒が配布されていた。
かねがね僕は、親会社の粗雑で無神経な仕事ぶりに呆れていた。顧客がそれらの事実を知ったら、商売あがったりになるのが目に見えるような、そんなガサツな会社がどう対応するか楽しみであった。
ベストは、新住所を印刷した封筒を移転の十日前に配布し、その日から使用してくれ、と添え書きがあるパターン。
それが無理なら、配布してた封筒は転送されますから、いましばらくは現状の封筒をお使いください、などとファクスする。
しかし、現実はどちらでもなかった。
年が改まり、グループ会合が開催され、出席し、ついでに女性の支社長に封筒のことを聞いてみたが、一切何も考えていたふうではなかった。
思った通り、神経があるのかないのかすら疑わしい女性だ。
実際には彼女、「支社長」という責務、果たしている訳はないと拝察している。
その翌週、親会社の事務担当の女性に電話することがあり、封筒のことを聞いてみると、彼女らも「移転」の作業に追われ、封筒のことにまでは神経が行き届かなかったと言った。
そうですか、と電話を切ったが、最低でも一季節前には移転することは知らされていたはずじゃないか。移転すれば、何が必要か考えなかったんかいと、決して口にできないツッコミを入れた。
20年前、女性の社会進出を促した組織は、今のこの「盗人猛々しい」
現状をみて、こっそりと祝盃をあげているような気がしてならない。
思えば学生の頃、五木寛之の本を読み、ヒロイン達を魅力的に感じながらも、どこかこれらヒロインには胸毛が生えているのではないかと訝ったりもしたが、五木さん流石に女の人の本質を見通していらっしゃったのかもしれない。
女性作家から、だらしない男性を糾弾する作品なんか書いていただいたら、喜んで拝読します‥