乾燥肌のあなたにもってこいなモノ。
___いつの間にか? 秋から冬へ変わりゆく。
木枯らしが吹き荒れる季節になって来たわ!
赤く頬を染めた枯れ葉たちが風で舞うように降りてくるのよ。
___そんな私も、風がビュービューと吹くたびに肌の皮膚が
カサカサと乾燥肌に、、、!
・・・気が付けば、、、?
布団の中で、知らず知らずのうちにかきむしっているわ。
___痒いのと痛いのとで。
赤く腫れた肌に、プルンプルンの乾燥肌に効く薬を肌に塗り込むのだけど?
あまり、効果はなさそうだわ!
皮膚からは、ボロボロと皮がむけるのか?
痒い! 痛い! ・・・でもかくのはやめられない!
・・・どうにかしてくれないかな?
___そう、誰もが悩む肌のトラブルにこんなにいいモノが、、、!?
乾燥肌のあなたに持ってこいの、肌がプルンプルンになる装置をここに
置いておきますので! ご自由にどうぞ!
【___えぇ!?】
▼
___それが、何時も行く私の銭湯に置いてあったの!
しかも!? 聞けば、女湯だけにあるんだって!
___男湯には、いらないらしいわ!
・・・まあ、男性は肌の事なんか気にしないだろうし、、、!
乾燥肌でも気にならないんだろうと思うの。
・・・それに、お年寄りが多いしね!
___それを言えば?
女湯も、お年寄りの女性が多いのだけど?
たまに、私みたいに20代の女の子もいるのよね!
・・・だから、置いてくれたのかもしれないわ!
*
___私は、早速! お風呂上りにそのヘンテコな機械の中に素っ裸
で入って、顔だけ出して潤い装置のボタンを押したら?
【ガタンガタン・ プブブブブーーーーーーー!】
『___えぇ!?』
___左右に上下に、機械が動き出したの!
機械の中では、身体中に何か液体のようなドロッとしたモノが吹きかけ
られているわ。
私は、されるがままに機械の動きに合わせて目も動いているの!
機械の中に、15分ほど入っていると。
・・・10秒前からカウントされて、終わると【ピー】と音がなって
機械の上が開いたの!
・・・その中から、私が出ると?
私の肌は、プルンプルンの肌になっていて、周りにいた女湯のお客さん
も、私の体を見て! ビックリしていたわ。
『___えぇ!? お姉ちゃん、凄い! 肌がプルンプルンじゃないの?』
『ワタシも、やってみたいわ~!』
『変な機械に入る前は、かさついてた肌もこんなにプルンプルンになるのねぇ~』
『___ホンマ! 凄いわ~』
___確かに! 私のかさついた肌はプルンプルンになっていたのよ!
私も、自分の体を見て! ビックリしたぐらい!
毛穴も見えないぐらい、瑞々しい肌に。
___うっとり、潤っているわ!
▽
___でも? 1週間もすれば、またカサカサな肌に。
静電気も起きるし! 指先も肌全体がハリネズミみたいに
セーターに絡みつくのよ。
バリバリと肌を掻けば、白い粉が皮膚から落ちてくる。
嫌だ嫌だ! 乾燥肌!!!
*
___仕方がない! 今日も、あの機械で肌をプルンプルンに!
・・・ただ、この機会を使う時は、、、?
かなり勇気がいるのよ。
女性とは言え! 真っ裸で機械の中に入らないといけないから。
みんなに見られているし!
恥ずかしくて、顔から火が噴きそう。
それぐらい、恥ずかしいのよ。
・・・まあ、完全に気にしないように一人の世界に入りながら機械の
中に入れば、気にならないと私は思っているのよ。
___気を紛らわす。
これって? 大事よね!
*
___今日の私は真っ裸で、【ラッパー風】。
私は、ヘンテコ、てこてこ、機械に入るぜー!
しかも? 真っ裸、マッパーうーいえーい!
肌に潤いー心も潤う!
・・・機会の中に入ると?
また、あの時の感触。
ドロッとなんだか分からない液体が体全体に馴染んでいく。
『___今日も、潤うわよ!』
___最高の、ひと時。
最後までお読みいただきありがとうございます。