レイとの約束
「拓海〜あがったぞぃ」
「ぼくも今上がったところだよ。セナさんありがとう」
「あのさ拓海レイってどこかのお嬢様なの?流石にあそこまでできないとは...」
「最近まで病気にかかってて寝たきりだったからね」
「そんなわ、むぐっ」
「へぇ〜ならしょうがないわね。てかいきなり冒険者なんて大丈夫なの?」
「それは、大丈夫さ後衛をしてもらうだけだから」
流石に誤魔化しきれないかな?セナさんにはレイの身分の話をしていない。だってね、知ったら関わりにくいと思ってさ。まぁぼくは気にしないんだけどね、よく分からないから。
「まぁ、分かったわ。私が色々教えておくわ」
「本当に?ありがとう恩に着るよ」
なんとか誤魔化せたみたいだ。セナさんを騙しているみたいで心苦しいけどしょうがない。さぁ今日はつかれたから寝るとしよう。
「さぁレイ寝ようか?」
「ぷはっ、何するのじゃー。すぐ口を塞ぐのをやめるのじゃ」
「ごめんごめん、それはねレイが貴族であることをバラそうとするからだよ」
「それの何がいけないんじゃ?」
「レイが貴族であることが知れ渡ると誰に狙われるかわからないからね。レイの安全のためだよ」
「そうなのか..ならしょうがないのう。分かったのじゃ黙っておくのじゃ」
ふぅこれでひとまず安心かな?早めに言っておけばよかったよ。そうすればこんなにハラハラすることは無かったのに。
「拓海よ、約束の件覚えておるか?」
「もちろんだよ、何にするかもう決めたの?高いのとかはやめて欲しいな、そんなに持ち合わせがないからね」
「そんなお願いはしないのじゃ。ただ寝る前に毎日キスをしてくれるだけで良い」
「え?へれはちょっと、無理かも」
「なんでじゃ?なんでも良いと言ったではないか」
「それは、そうだけど...。キスは好きな人同士がすることなんだよ?出会って数日のぼくたちがしていい事ではないかな」
「そんなの関係ないのじゃ。約束を破るなんてひどいのじゃぁあ」
レイは今にも泣きだしそうだ。あぁどうしうようかなこうなったらレイは、何をしでかすのかわからないからな。
「わかったよ、その代わり今日だけだよ?約束したからね」
「約束と違うのじゃ、でもまあよい」
レイが目をつぶって待っている。え、これはぼくからしないといけないのか。まあ男のヒトカラするのが普通なのかな?それにしても改めてみるとレイはほんとにかわいいな。なんだかすごい罪悪感が出てくるな。ええい、どうにでもなれ。
レイの唇に軽くキスをした。レイは少し不満そうな顔をしていたが、満足したのだろうか?すぐにねてしまった。なぜかベットが一つしかなかったため、ぼくはソファーで夜を明かした。




