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1.
ある大きなおうちがありました。
そこには、ひとりのお父さんと、三人の兄弟、姉妹がいました。
三人は、
それぞれ、
長男がジョージ
長女がポーラ
そして、末っ子の男の子がジョン
です。
お父さんは、子どもたちを集めてこう言いました。
「もうすぐパーティがあるのだけれも、そのための作品や出し物をきみたちに作ってほしいんだ。
これから、パパは、あなたたちに私の道具を貸すから、それを使ってうまくなにか立派なものをつくってごらん。
ジョージ、君は絵がうまいから、このクレヨンをつかって。
ポーラ、君は紙を切るのがうまいから、このはさみをつかって。
そして、
ジョン、
君は貼り付けるのがうまいから、こののりをつかって。
パーティの時間が近づいたら、戻ってくるからね。
その間に、紙や本など、好きなものは使っていいから、なにか作っておいてくれ。」
「パーティはいつはじまるの?」
と子供たちは聞きます。
お父さんはにやりとわらって。
「いつでしょうか?
ひみつ!
お た の し み だよ!」
そういうと、お父さんはどこかに出かけていきました。