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魔王軍の幹部は転生者!?  作者: ディア
勇者と魔王軍の初陣
18/42

第十三話

アイリスが意外な正体でした。

ふぅ、何もこんな時じゃなくとも…ログラス…あとで大目玉食らうのは俺なんだからな。

「やっと見つけたぞ!」

「お前さんは何者だ?!」

「俺の名前はログラス。魔王軍第一軍団長だ!」

「こいつが魔王軍の軍団長!?」

「そうだ、俺の率いる軍団は獣の軍団。最も兵が多い軍団だ!それよりも、その娘を返して貰おうか。」

「返す?どういう事だ?」

「貴様はバロン…ひと昔前に俺は貴様と戦った事がある。」

なるほど、演技に付き合えと言う事か。

「まあ、俺の敗北だったが…」

「そうだ、武人として貴様とまた戦いたいがそうもいかん。俺は俺のやる事がある。それは大魔王様のご息女、タリーズ様を迎えに来たのだ!」

タリーズ?こいつじゃねえだろ?

「こいつはタリーズじゃない、アイリスだぞ。 」

「そうです、私はアイリスです!」

「嘘はおやめ下さい…タリーズ様。私はタリーズ様のオ「わー!やめろ!わかったから親父のところに戻ればいいんだろ!」それでいいんです。」

……マジで?

「アイリス…が大魔王の娘?」

「そうだよ。でも、楽しかったよ。バロンと一緒にいた事は。」

「俺もだ。」

「ありがとう…」

「やい、バケモン!とっとと行きやがれ!」

はあ~また邪魔しやがったよ、この最低な冒険者改め最低の勇者。


「マスター、ログラス、アイリス、こいつ殺していいか?」

「いや、半殺しにしておけ。」

「マスター!?」

「いや、俺がやる!」

「やめてくれ~!」

「貴方は勇者失格ね!」

「俺のライフはゼロに「そらよっ!!」ぐぁぁぁ!!「天衝撃!」骨がぁぁぁ!!「フレア!」あぢぃ!!死ぬぅ!」

「まあ、その辺にしときな、仮にも勇者だしな。」

チッ、マスターに感謝するんだな。


「ぅぅぅぅ…」

「では行きましょう。タリーズ様。」

「ったく、わかったよ。」

そうして、アイリスもといタリーズとログラスは去った…


タリーズSIDE


魔王城


アイリスとして過ごす為に花嫁修行を積んできたけど、あれは無駄だったかもな…俺は男らしく振舞っている。しかし、あいつははなっから俺の正体を見破っていた…そう、俺が多重人格と言う事に…だからと言って奴は俺を嫌った訳ではない。それが嬉しかった。そう考えていると総軍団長が声をかけてきた。

「どうした?タリーズよ。何か上手くいっていない事でもあるのか?俺でよければ相談するぞ?」

「まあ、あると言えばある。」

「ヘルバロンの事であろう。」

いきなりこいつは核心ついて来やがった!

「まあ、ログラスを倒した程の奴だ。体の心配はする必要はないぞ。」

「いや、それが逆に不安なんだよ。万が一俺たちと戦う事になってみろ。そうすれば親父は、ヘルバロンを殺す…」

「安心しろ、奴は殺さん。」

「大魔王様!?」

「親父!?」

「ヘルよ、お主にとってヘルバロンはどんな存在だ?」

「はっ?ヘルバロンは私の親子みたいなものです。なぜかと申しますとヘルバロンは私をベースに作られた部下だからです!」

「ふむ、お主なら任せられそうだな…」

「はっ?なにをですか?」

「いや、なんでもない。」

訳がわからんな…親父の考える事は…

「ところでタリーズよ、お主は恋煩いをしているな。」

「なっ、なっ…!」

その後言葉は出なかった。

タリーズSIDEEND

アイリスが抜けてヒロインがいなくなってしまいました…そこで、読者の皆様にこれからの展開を考えて下さい!感想として送って下さい。よろしくお願いします!

例えば「ヒートクイン(エレメント系の軍団長)の出番が少なすぎです…」などでも構いません!

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