プロローグ【改訂済】
初めて本格的に小説を書きます。こんな作者ですがよろしくお願いします。
突然だが、俺はアホな死に方をした。まだ20代だぞ…嘔吐している間に窒息死と言う死に方だ…!これが神の仕業だったら絶対に許さん!!
「そうか、神に復讐したいか?」
「誰だ!?」
突如上?から声をかけられ、俺は周りを見回すが誰もいなかった。
「余は大魔王タトリアだ。」
なんか偉そうな感じがしやがるな…タメ口でもいいか?
「その大魔王がなんのようだ?」
俺は投げやりにそう聞くと大魔王とやらはすぐに答えた。まさしく即答だ。
「余はお主を転生させに来た。」
「転生?」
転生…あの輪廻転生か?そういった概念って日本にはないんだよな…?あれ?ヨーロッパがないのか?…わからん。
「うむ、余は部下が足りなくて困っている。今なら余の魔力を始めとした超高性能な肉体を用意しよう。更に今なら幹部にして自由きままな生活が送れるサービスも提供しよう!」
自由きまま生活!?やべえ…メッチャ欲しい。うちの会社ってかなりブラック企業だからな。いや仕事自体はホワイトだが飲み会が多くて二次会や三次会は当たり前。当然酒は断ろうにも断れない…それが原因で死ぬなんて…くそう!!思い出すだけでイラつくわ!!
「乗った!今すぐやってください!!大魔王様!!」
俺は土下座してそれを承認した。
「では、用意するから待っておれ。」
数分後、新しい肉体が目の前に現れた。
「出来たぞ。」
「流石、大魔王様。仕事が速い。」
「お主は我が魔王軍の軍団長として働いてもらう」
「ははーっ!」
そうして俺は肉体に憑依して転生した。
感想いただけると嬉しいです。