ある昔の夢。
「今日は、お坊ちゃまの専属護衛兼メイドの方がきています。」
「リリィ・ローズ・ヴェルノーと申します。本日からよろしくお願いいたします。」
(あれ、これ、もしかして夢...?)
「この方はこれからお坊ちゃまと一緒に学校に通います。」
「ふーん」
「お坊ちゃま!!態度が悪いですよ!」
(やっぱり!これは昔の夢だ!)
「僕、この人嫌い。だって白髪だもん。」
「すみません。お坊ちゃまは、白髪の方がとても苦手で。」
「大丈夫ですよ。だって私、この髪は染めているので。」
(懐かしいな...この頃はまだ2人とも幼かったな...)
「えっそうだったの!?じゃあさっきはごめんなさい!えっと、僕の名前はルナ・ムーン・シャーロットっていうよ!おねーさんは何歳なの?僕は10歳だよ!」
「私は12歳だよ!ルナくん、これからよろしくね!」
「うん!よろしく!」
ールナが寝た後ー
「リリィさん!!!だから髪の毛は染めてきてと言ったじゃないですか!!」
「ごめんなさい!染髪剤が切れていて!!染めるつもりだったんです!」
「今日は初日だから許すが、これからは許さないからな。なんてったって、白髪は『国外追放者』の証、及びその『国外追放者』の"子供"という証でもあるからな。」
「はい。すみませんでした。」
(こんなこともあったな...懐かしい...)
(てかこんなパッと思いつくような嘘でよく信じたな、ルナ....)




