No.2全国でびゅー?
全国デビューっ!
ちぇんじまいらいふの3人は、観客の声援に応えて、大きく手を振って応えてのち、深々と頭を下げてステージを降りようとした。
その時、ふらり。
と、環がふらついて後ろへ倒れようとなる、咄嗟に後ろにいた綺羅々が受け止める。
「大丈夫ですか?」
そう尋ねる綺羅々に、
「ごめん、大丈夫、大丈夫」
と、苦笑いをする環だった。
・・・・・・。
・・・・・・。
ちぇんじマイライフの控室に戻ってきた3人は、
「お疲れさんっ!」
と、労う碧とハイタッチをする。
汗びっしょりで戻って来た3人に、マネージャ役をこなす彼は満面の笑みで出迎えた。
「無事3days完走おめでとう!よくやった!感動した」
「ふふふ」
と、まんざらでもない環。
「大げさよ」
クールを装いながらも顔はニヤついている静。
「あー疲れました」
と綺羅々はパイプ椅子に座ってぐったりと身体を伸ばす。
「だね」
静は頷き、スポーツドリンクを口にして腰に両手をあてた。
「ふう」
環はゆっくりと椅子に腰かけると一息ついた。
そんな疲れきった3人に、碧はずっと笑顔で物言いたそうな顔をしていた。
「どうしたの?碧ちゃん」
訝しがる環に、碧は、
「聞きたいか?」
「なに、もったいぶって」と、静。
「そうですよ」と、綺羅々。
「ふふ〜ん、喜べっ!ついにメジャーデビューが決まったぞっ!ちぇんじまいらいふが全国に羽ばたく時が来たっ!」
「えっ!お、おおっ〜」
3人は驚き目を輝かせる。
「つきましては、1stアルバムを制作します」
「おおっ!」
「そこで、ちぇんじまいふいふのアルバムジャケット撮影をすることになりました」
「う、おおおっ!」
あまりの急転直下の出来事に3人は完全に語彙力を失っていた。
「嬉しいかっ!」
「うおおおぉん!」
「皆一旦落ち着こうか」
「そうね、そうね」と静。
「撮影の場所はっどこでしよう?」 と綺羅々。
「そう場所は?」 環。
「南国IN沖縄っ!」
そう答える碧に、
「おおおおおおおっ!」
再び語彙力を無くした3人は絶叫する。
沖縄?




