表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/19

6. イモリ野郎

 おれは派手に地面に転がりこけた。1回転半するほどの勢いでこけた。


「いってぇ!」

 かなりの衝撃が体に走る中、痛がりながらも体を立て直しちらりとイグアナガエルの方を見ると、やつはもうそこまで来ていた。

 まずい、今から逃げても間に合わない。やばい、殺される、殺されるッ!

 体が死期を悟ったのか、イグアナガエルの動きが少しゆっくりに見える。

 まずい、もう終わりだ、死ぬ。そう思った瞬間、遠くから声が聞こえた。


「おい、イモリ野郎、こっちだ! こっちを向きやがれッ!」そう言いながら、落ちている木の棒を思いっきしイグアナガエルに向けて投げるナカトミ。


「ナカトミィ!」心から歓喜の声が出た。

 おそらくイモリじゃないが、ナカトミのおかげで、イグアナガエルのスピードは弱まりすぐに死ぬという未来を脱することができた。

 やはり、持つべきものは友だな。あいつらのことをおれは信じていてよかった(本当に信じてたよ?)。

 そう思った矢先ーー


ボカッ! ボカッ!!


 ナカトミの投げた木の棒がおれの顔面に見事にヒットし、続け様にナカトミと反対方向から飛んできた何かにもヒットした。


「いってぇわ、ボケェッ!!!!」おれは木の棒がヒットした衝撃で、状況を鑑みず思いっきり、全力で、これまでにない声量で、叫んでしまった。

 しかし、どういうことか叫んだ瞬間、おれの口から衝撃波のような圧が出て、イグアナガエルはその圧にやられ、弱々しい声を出しながらばたりと倒れてしまった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ