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19.これを狙っていたのだよ

「いや、え? え。その、おれたちは・・・・・・」ドアに立っている男は、自分と相手の立場を回線が遅いパソコンのようにゆっくりとローディングしながら返答し始めた。


 しめた。クククッ、これを狙っていたのだよ。これで相手が私は悪者ではないんですよの立場へ移動したぜ。


「え、誰です・・・・・・? え、え?」もう少し、もう少しだ。この調子でいけばおれは完全に被害者側で助かる。そうだ、このままとぼけたことを言いづければ。

「いや、・・・・・・おれたちは、この・・・・・・、ここの、・・・・・・宿屋のにんげ-- クサッ!」男が途中でこの部屋の臭いに気づき、手で鼻を覆った。

「え、クサイッ!!」隣の女の子も気づいた。

「え? なに? ほんとだ、クサイッ!!」おれも臭いに気づいたふりをした。


 まずいまずいまずい。形成が逆転した。この状況から再度被害者になるには高度被害者検定1級レベルでないときつい。くそ、このおれのレベルでは・・・・・・。こうなったらかくなる上は、隣で寝ているバカどもを利用するしかない。

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