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18.若い精力的な男

 何でおれがこんな目に遭わないといけないんだと文句を垂れていると、そんなおれの大きな声を聞きつけてきたのか、何人かが階段を駆け上がる音が聞こえた。その足音はおれたちの部屋にそのままの勢いで来て、ドアをガチャッと開けた。

 入ってきたのは若い精力的な男とその妹らしき可愛らしい女の子だった。

 

 ドアを開けた男は帰ってくる兄弟を待ち望んでいたがその期待とは外れた人がやってきたかのような面を喰らった顔で立ち、その妹らしき女の子は一体何がどうなっているの?という混乱な面持ちで立っていた。


 状況としては、ドアを開けた瞬間に、ベッドに裸の男二人が寝ていて、その裸の男達を動かそうとしている男の顔面に糞が飛び散っているというような、確かに一体何がどうなっているの?という図だった。


「キャーーっ!!」ドアに突っ立ていた女の子が2,3秒フリーズしてから、下品なものを見てしまったとように叫んで顔を手で覆った。


「キャーーっ!!」おれも同じく叫んだ。負けじと叫んだ。そっちこそなんてもの見せるのよ!と言わんばかりに。こういうのは、認めてしまうとこちら側が悪くなくても悪くなるのだ。

「え、なんですか? なんなんですか? え、誰ですか? え? え?」おれはもはや意味も分からず徹底抗戦で反撃をした。反撃をする必要があるのか分からないが。

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