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16.屁での逆襲に帰結
噴出する屁、怒り、罪と罰。そう、この感情と状況をまとめ、一つにして活かすことは簡単なことだ。まず、寝起きが悪くすやすやと寝ているコイツらのどっちかの位置を上下逆にするんだ。次におれは短い足を組みながら、窓の外でも眺め悠々自適に過ごすんだ。そして、後はやがて時が来るのを待つ。そうすれば、その内にコイツらのどちらかが屁を噴出し、もう片方の顔に屁が直撃するだろう。
で、おれは「どうしたんだい、君たち? この汚れたタオルでその汚い面でも拭くかい?」と言う。完璧なシナリオだ。
全ては、屁からの怒りに始まり、屁での逆襲に帰結するのだ(屁だけに帰ケツってか、フッ)。将来は、この知能を活かして政治家にでもなれるかもしれないな。
さて、では、ナカトミを動かすとするか。もちろんもう一度屁をくらわないように細心の注意を払ってな。おれはそう何度も屁をくらうようなへまはしない。そこら辺の間抜けとは違うのさ。ナカトミを動かすのも、あいつが屁をこくときに力む癖があり、分かりやすくて避けやすいためだ。そこら辺も計算済みだ。




