10.下痢とゲロ(なんかぐりとぐらみたいな響きだね!)
「おぅ、わりぃ。じゃあ野菜とそのフルーチェもうらわ」とナカトミ。
「ナカトミ、フルーチェはもはや英語でもないし、果物でもねぇぞ・・・・・・。あっ、それとおれはパスッ(腹壊すから)」
「なんだ、イヌイ、野菜嫌いか? 野菜を食べねぇと元気にならねぇんだぞ」と持っていた食料改め危険物を全てナカトミに渡し自分は一切食わないジョージ。
「わりぃ、おれ腹減ってねぇから、やめとくよ。ジョージは、食わねぇのか? もちろん食うよな?」
「いや、実はさっきつまみ食いして、なんか腹が妙に膨れているからやめとくよ」
すでにコイツ食っちゃってたよッ!! いっちゃってたよッ!! つまんでたよッ!! 時すでに遅しだよッ!!
なんでコイツらは平然として食おうとなるんだ! いや、おかしいだろッ!!
そして言われてみると、確かにジョージの腹は少し膨れているように見え、少し息が荒く、汗をかいていた。(明らかな食中毒的な初期症状だろ・・・・・)
てか、なんでコイツ知らぬ間にこんなものさっと食えるんだよ。どんな才能だ。
一方、危険物を渡されたナカトミは、躊躇することなく、腹を空かせたように勢いよくジョージが言う野菜とfruitsを食べた。
ーームシャムシャ、オ”エッ、ムシャムシャ
「うん、うめ”え!! おえ”、おぇ。うん、う”ま”い・・・・・・。お”ぇ。うめお”ぇ”」と嗚咽しながら食べるナカトミ。
「そうか、涙が出るほどうまいか。よかったな。もっと食えよ。野菜は健康に良いもんな」と半ば、もうどうにでもいいように食うのを進めるおれ。(ナカトミー、少しは食うの躊躇しろ? あと、嗚咽してるんだから食うの止めろな)
そうしている内に、ナカトミとジョージが一斉に下痢とゲロをかました。
ナカトミは食べつつ下痢を(いい加減食うのやめろ?)、ジョージは顔面蒼白になりながらゲロを。そして、おれは、顔面に手を当てつつ諦めを・・・・・・。




