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仮題「花の名前」

作者: 大地 凛

大抵の花は空に向かってんだ

誰かに言われずともそうしてんだ

自分がそうあるべき方へ向かってんだ

お前らはどうだ どこ向いて立ってんだ


燦燦と照らすお日様 お天道様

段々己の背伸ばす in summer

頭 もたげた そいつを見てた

俺はどうだ 俺は……?


何だっていいさ 花をつけなくたっていい

実を結ばなくたっていい

たとえ 何度踏まれたって 傷ついたって

根が生きてりゃどうにだってなるさ

何だっていいさ とんだ華々しさもいらない

はかばかしい結果もいらない

だけど何も誇れなくて 苦しい時には

潜ってやりすごしちまえばいいのさ


色とりどりの花々

居並ぶ花屋で

偶然出くわした

夢のような明日 のヒント

誰もが

孤立と孤独とに脆く

逃げるように切る 腹黒く散る


久々に会った仲間ら

夢を語り明かした同胞

「こんな世の中じゃ」頭から

抜け落ちてた 端から

傍から 見れば滑稽な

心がここから 芽を出すんだ


何だっていいさ 花をつけなくたっていい

実を結ばなくたっていい

たとえ 何度踏まれたって 傷ついたって

根が生きてりゃどうにだってなるさ

何だっていいさ とんだ華々しさもいらない

はかばかしい結果もいらない

だけど何も誇れなくて 苦しい時には

潜ってやりすごしちまえばいいのさ

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