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9月と10月の間

作者:仙田一
9月30日の深夜。

私の唯一の楽しみが明日やってくる。
1年に一度しか来ないその日は、私のもの。
宝箱に入ったおもちゃのようにワクワクして、鍵は誰も持っていない。

色は鮮やかに干からび、温度は停滞する。
光はゆるゆると遅延し、音は休日を思い出す。

人は鼓動を忘れ、地球は自転をサボるのだ。

人、生物、物、森羅万象が静止した世界。

でも例外は1つ存在する。
私という例外が。

全てが静まり返るその0時00分、私だけが闊歩する。
そう、ここは私の世界。

私だけの世界。
それが9月と10月の間の日。

私はそれを‘アイダの日‘と呼んだ。
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