表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10分で学ぶ小説の書き方  作者: ネギモバ
16/18

三人称小説 16ページ



ヤスオの心は、戸惑いと決意の狭間で揺れ動いていた。



この16年、ユリは一度たりともヤスオに嘘をついたことがない。



(よわい)40で授かったユリ。



ヤスオ自身の両親も40離れていたため、運動会で、同級生に「アレ、お前のお爺ちゃん? お婆ちゃん?」と、知っててわざとうちの両親を年寄り呼ばわりする奴らに怒りを覚えた。



ユリも親の年齢でいじめられてないだろうかと、避けられない事実を理由に数え切れないぐらいヤスオを心配させた。



ヤスオの目に飲みかけのジュースが二つ映る。



独身生活が長かった故に、逆の立場に立ったこういう経験も一度や二度ではない。高校生の男心は勿論わかる。



ヤスオは、真っ直ぐにクローゼットに向かい、話し掛ける。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ