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39羽


 ウサギたんとのあまあまスウィ~~~トな時間を放棄し、僕は携帯電話の明かりを頼りにもぞもぞと支度を進める。

 えっと、持って行くものは財布と……、

「……他に何がいるんだ?」

 本来必要である保険証はウサギたんが持っているとは思えないし、身分証なんてもっと考えられない。だってあんな可愛いあんよとお手手で車の運転はおろか、他の資格だって取れっこないないだろう。

 僕がそうやって悩みながらこっそりとウサギたん郵送用バックを用意したその時、完全に忘れていた大事なと言うか大きな事を一つ思い出す。

「あ、そうだ」

 京都へ行こう、ではなくてだ。あれだよあれ、ウサギたんのポーチ!

 あのウサギたんのポーチには薬やら何やらぶっとい注射やらが入っていたし、あさってみれば身分証の一つや二つ出てきてもおかしくなさそうだ。そうと決まれば

はやいところ探して、音をあまりたてないように注意しつつ目当てのモノを入手してしまおう。

 一応ウサギたんの方を確認すると、僕の事なんか気にもかけないでタオルケットにくるまってぐっすり。ちょっと寂しいけれど今は好都合……という事にして、滲みかけの視界を取り戻す。

「……ウーサーギーたーんーのポーオーチーっと」

 どのあたりに置いてあるか分からないからシラミプレス作戦で部屋を探索。その間に先程思い出し痛いした際に生まれた鳥肌をさするのを忘れてはいないぞ!

 ……余計に思い出して何だかお尻も痛くなってきた気が……。     (時)

 あんぎゃああああああああ! すいませんバー先! きがつきませんでしt吸いませんでした!!


 それになんだ前のあとがき、坂東巧ではなくて絆創膏だよ!

 あんぎゃああああああああああああああああ!

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