第4話 何者なんだ!?ブレイジングファング!
オレの名前は神牙ハルキ!最近、アイナ(鎖)とショウとオレで、バーストギアクラブっていうチームを組んだんだ!2人とも公式大会に何回も参加したことのある強い人で、オレは2人よりずっと弱い。オレも頑張って予選大会であと4回勝たないと!
「チャーハン♪チャーハン♪チャチャチャーハーン♪」
オレの今日の夜ご飯はかーちゃんが作ったチャーハン!店で食べるチャーハンよりもおいしいんだぜ!
「変な歌作らないで、さっさと食べちゃいなさい!冷めちゃうよ!」
「はーい!いただきまーす!」
オレはテーブルに置いていたブレイジングファングに、チャーハンを見せてやった。最近は負けてばっかりだったから、たまには気分転換みたいなものになればいいと思ったんだ。
そんなことを考えながらもオレは半分まで食べ進め、醤油をかけた。毎回半分まで食べ進めて、最後は醤油で食べるのが大好きなんだ!
「…かけすぎたかも」
月曜日、今日はアオイが早起きできたらしくて、公園に来てくれた。
「だいぶ寒くなってきたね。雪が降るのももう少しかな」
「雪積もったらさ!去年よりデカい雪だるま作ろうぜ!そんでー雪合戦して、それから…」
「それは冬休みになったらだね。放課後にやったら長靴ビチョビチョになって次の日湿った長靴で登校することになっちゃう」
「だよなぁ…オレ、去年手袋乾かなくてさ~次の日素手で登校したんだよな!」
去年の冬の思い出を話す。今年の冬は雪遊びにバーストギアに楽しみなことがたくさんだ!
「そういえば、アオイってバーストギアの公式大会に参加するのか?」
「もちろん!もう5回勝ってるから、あとは予選大会で参加しそうな人の試合とギアを見たりとか、自分も試合に参加してみたりとかだね」
「え!?アオイも5回勝ってんのか!?オ…オレだけかぁ…」
「大丈夫だって!ハルキは最近始めたばかりなんだから、焦ることはないよ」
「そういうアオイはいつからやってんだよ…」
「オレは今年の夏くらい?」
「オ、オレより十分時間がある人の言葉だ…」
中休み!今日はアオイを連れて、アイナとショウが待つあまり人の通らない階段のところに行った。オレの姿を見つけたショウは最初に喋りださなそうなアイナより先に口を開いた。
「あ!神牙!…と神牙の友達かい?」
「おう!オレの幼馴染の北影アオイ!アイナには会わせたことあるけど、ショウはまだだと思ったからさ!」
「え、アイナは会ったことあるの?」
「3週間前」
「出雲さんは久しぶり。それで…キミが柊くんなんだ」
「ああ。オレは柊ショウ。3組だよ」
アオイとショウは握手をする。
「…握手するほどか?」
「それ、思った」
「オレは握手したい派だからやったけど、北影はイヤだった?」
「全く。手を出されたら、じゃんけんか握手。そんなものでしょ?」
たしかに、オレがグーを出せば、アオイはすぐにパーを出す。オレはグータッチのつもりでいつも出していたが、まさかのじゃんけんだと思われていた…!?
「北影もバーストギアやってるのかい?」
「ああ、やってるよ」
アオイはニットベストの内側からギアを探す動作をするが、すぐにギアは出てこない。
「…今日家に忘れてきちゃった…。せっかくだから見せようと思ったのに」
「全然いいさ。オレも学校には持ってこないからさ、ね?神牙、出雲」
急に話を振られると思わかなったので少し驚いてしまった。アイナは前回ライトニングブレードを取り出したポケットに手を入れている。きっと入っているのだろう。そんなオレも、ポケットの中にブレイジングファングを入れてるんだよなぁ…。
「アイナ、持ってきて、ない。神牙も、そう」
「おう!オレも持ってきてないぜ!学校に関係ないものだからな!持ってきて、ないぜ!」
「本当かなぁ?ハルキ」
「ウグッ!」
オレの嘘はアオイには無意味なものだ。この嘘もきっとバレているに違いない…。
帰り道、いつもの河川敷の階段にアオイと座っていた。目の前には昨日の雨で濁って茶色になった川が見えている。
「アイナもショウもいいやつだろ?」
「…いいね、ハルキはさ」
「ん?」
「オレもバーストギアやってるのに、友達ができないし、ハルキはいいチームに入れてるのに、オレはずっと1人でさ…」
「アオイもバーストギアクラブに入るか?2人なら賛成してくれると思うぜ?」
「…いつかね。オレはまだハルキに言えてないこともたくさんあるし」
「オレもアイナとショウのこと、少しわかってきたけどほとんどのことは知らないぜ」
「うーん、言葉にするのは難しいけど、なんとなくさ、ね?」
アオイはゆっくり立ち上がると、家とは反対方向に歩き出そうとした。
「え!どこ行くんだ!?」
「今日は遠回りして帰ろうと思う。また明日ね、ハルキ」
アオイは、そのまま行ってしまった。オレは追いかけない方がいいと思って、階段に残り続けたがやっぱり追いかけた方がよかったのだろうか?でも、そんな考えにたどり着いた時には、アオイの姿は小さくなりすぎていた。
ため息をついて、空を見上げてみる。灰色の雲が視界いっぱいに広がっている。オレはポケットからブレイジングファングを取り出し、空を見せてやる。自分の手とブレイジングファングしか色がない。
「はぁ…オレどうするべきだったかな?ブレイジングファング…」
「今はそっとしておくべきだ」
「だよなぁ…ん?」
上の方から声がした。起き上がってあたりをキョロキョロとあたりを見るが、どこにも人はいない。
「…気のせい?」
「いや、気のせいではないぞ、神牙ハルキ!」
次は下の方から声が聞こえた!下から声が聞こえそうなのは、ブレイジングファングしか思いつかない。オレは耳元にブレイジングファング近づけた。
「ブレイジングファング、4×7は?」
「28だな!」
ブレイジングファングからしっかりと声が聞こえた!しかもかけ算できるのかよ!?耳元から戻し、オレはもう1度階段に座った。
「なあ、ブレイジングファング…お前…喋れたのか?」
「ああ!喋れた!しばらく喋っていなかったから中々声が出なくてな!すまなかった!」
意外とハキハキと喋るブレイジングファングはとても人間らしい。
「…そういや、なんでオレの名前知ってんだ?」
「開発者に教えてもらってな!お前はこれから神牙ハルキの家に届くようにする。神牙ハルキが困っているときはお前がしっかり助けてやるんだぞ!とな」
「へぇ…。そういえばさっきアオイの話聞いてたのか?」
「ああ。申し訳ないが全て聞かせてもらっていた」
「中休みのアイナとショウとアオイの話も?」
「もちろんだ!学校に関係のない私を連れて行くなんて、度胸があるな!」
「昨日の夜ご飯は何だった?」
「チャーハンだな!味変しようと醤油を入れすぎたのも知ってるぞ!」
「…どこまで知ってんだよ…ブレイジングファング…」
「神牙ハルキを見守り、近くにいてやるのが私の役目だからな。どこまでも知ってるぞ!」
「じゃあ…ブレイジングファングと一緒に入っていたお菓子はオレの部屋のどこに隠したか知ってる?」
「たしか…クローゼットの中の小さいタンスの2段目の奥の方ではなかったか?」
「…正解」
壁に耳あり障子に目あり…そしてポケットの中にはブレイジングファングあり。これからの自分の言動には気を付けないといけないな…。でも、未知数だといわれていたブレイジングファングが、まさかの喋るカスタムギアなんて考えた人は誰もいないだろう。
「でも、ブレイジングファングってカスタムギアなんだろ?バーストギアやってても大丈夫なのか?痛いとかそういうのないの?」
「痛くないぞ!そもそも私も常に起きている状態というわけではなくてな。今は偶然起きていて神牙ハルキと会話ができているだけなんだ」
「じゃあ、喋らない時のブレイジングファングは寝ているのか?」
「寝ているだけの状態の時もあるし、起きていても喋れない時もあってな…。眠っている時間が長い時も短い時もある」
「なんか難しいな!」
「所詮、私はホビーで、喋らないのが一般的なんだ。この状態が1番おかしい」
ブレイジングファングはずっと人間のように感情の乗った声で喋る。アイナよりも感情のある声だ。これが涼川のおじさんに作られたものだとは思えない。
「おかしいなんて…」
「私は喋ることができる。でも私はカスタムギア・ブレイジングファングなんだ。それだけ覚えてほしい。おやすみ」
「…え?」
そのままブレイジングファングは喋らなくなってしまった。次喋ってくれるのはいつなのだろうか?オレはとりあえず帰ることにした。
一方、市内の大きな公園でアルイナとノースシャドウがベンチに座って会話をしていた。
「それで、神牙ハルキとブレイジングファングのことだけど、わかったことはある?」
「ないね。最近始めた新人に、公式から売り出されたわけじゃない個人開発ギア…。ああ、そうだ、神牙ハルキ、チーム組んだんだってさ」
「は?どこ情報よ?」
「内緒。オレの情報網舐めんなってとこかな」
ノースシャドウは、そのままベンチに寝転がる。バランスが取れていないからか足が少し震えている。
「チームの名前は?チームメンバーは?…って、そこまでは…」
「バーストギアクラブ。メンバーに柊ショウと、憶測だけど鎖」
「柊ショウ!?鎖!?」
「鎖は憶測。本当かはわからない。てか、オレも驚きたいよ、しかも今回の団体戦挑戦するっぽいよ?この実力者揃えたチームで」
「はぁ…。もしそれが本当に鎖なら、どういう風の吹き回しなのかしら…」
「鎖の話ばっかりだな…そんなに珍しいのか?それに、柊ショウと鎖って何回か試合してんだろ?ライバルとか…そういう関係なんじゃねーのか?」
「…勝手に犬猿の仲とか思ってたけど…そうでもなかったみたいね」
ノースシャドウはキツネのお面をつけ、表情も感情のわからないが、アルイナはチームのこと聞いていると、感情ごとにコロコロと表情を変える。ノースシャドウはアルイナのことを見ていないが、大体どんな顔をしているが予想できているらしい。
「これはもう、私たちもチーム組んで対抗とかしてみる?」
「いいかもな。でも、オレはそういうの好きじゃない。妹にでも頼んでみれば?」
「うーん…あの子もアンタと似てそういうの好きじゃないの。無理でしょうね」
「だろうな」
アルイナは呆れたような表情をしたが、お面をつけているノースシャドウの視界に入っていなかった。
次の日!昼休み!オレはいつもの階段でアイナとショウにブレイジングファングを見せた。
「学校に関係ないものは持ってきちゃ…」
「ダメだな!」
ショウの言葉に続けるようにブレイジングファングは喋りだす。ショウは体を震わせ、驚く様子を見せた。
「…喋る、ギア」
「そうだな!私は喋るギアだ!」
「ブレイジングファングって、どこか不思議なギアだと噂されてたけど、まさか…喋れるって…」
「オレも昨日知ってさ、すっげーびっくりしたんだぜ!」
「昨日!?持ち主が何でそんな大事そうなこと知らないんだよ!」
「説明書に書かれてなかったし」
「ああ…じゃあ仕方ない…ない…?いや、あるな」
「ブレイジングファング、個人開発。売られて、ない。仕方ない」
「あ?…そうだったのかい?」
「そうだな!私は開発者によって作られた唯一無二のカスタムギアだ!神牙ハルキのことを見守ることを役割としている!」
「はあ、カスタムギアなのか、喋るホビーなのか、よくわかんねーやつだね」
少しだけ試合中の口調が混ざりながらも、ショウはブレイジングファングを見つめながら話す。
「喋れる時間も限られてるらしいから、喋ってもらうのは時々にするけど。まあ…覚えといて…こういうのもあるって…」
オレはポケットに優しくブレイジングファングをしまった。
「ブレイジングファング…何者?」
アイナがポツリとつぶやく。たしかに、喋りだすし、開発者とかそういう存在のことを言われると、本当にブレイジングファングが何者かわからない。いや、何者と決めつけてはいけないかもしれない。
「気にしたら負けだと思うぜ!これはオレたち…バーストギアクラブ内だけでの秘密…ってな!」
「ふふ、それいいね!出雲は?」
「…それで、いい」
アイナは諦めたような声を出す。何者か聞いたのに、何者かわからなかったことが気に入らなかったのだろう。
帰り道、今日はアオイと一緒に帰れなかったので、ブレイジングファングと喋りながら帰ることにした。
「ブレイジングファングって、開発者とどんなこと話したりとかしたんだ?」
「うむ…そうだな、バーストギアがどんなものかをみっちり聞かされたな。あとは水族館や美術館に連れて行ってもらったぞ!」
そういえば、涼川のおじさんって、水族館好きだったよな…。たまに宅配便で水族館のおみやげとか、涼川のおじさんが撮った写真が送られたりとかしてたな…。美術館にも行ってたのは意外だけど。
「では、私からもいいか?」
「ん?もちろん!」
「神牙ハルキ。お前のその指を噛む動作は癖か?」
「…え」
オレはずっと気づいていなかったが、たしかに、指を噛んでいたようだ。
「あ、ありがとな、気づいてくれて。これ…小さいころからの癖でさ」
「…それは直したいものか?」
「もちろん!中学生になってもこんなことやってたら恥ずかしいじゃん!来年までには直したいよな~…」
オレは右親指を口から離し、ポケットに適当に突っ込む。左手はブレイジングファングをしっかり握りしめている。
「私が神牙ハルキの元に来た本当の理由は、神牙ハルキの癖を直すという目的なんだ」
「癖を直す…?」
「ああ。開発者によると、指ではなく別のものに集中させれば直るのでは?と言われてな。だから、私…カスタムギアを渡して、バーストギアに熱中させればどうにかなる!とな」
直す方法を考えてくれたのは嬉しいが、何とも単純な考えだ。
「ほえ~…でもオレ、指噛むのってほとんど無意識だから噛んでるとか噛んでないとかわかんねーんだよな」
「それは心配いらない!私は神牙ハルキの近くで神牙ハルキを見守るためにいるのだ!試合中誰よりも神牙ハルキの近くにいるのは誰だ!?」
「…ブレイジングファング!」
「そうだ!バーストギアの話をしているときの神牙ハルキは指を噛んでいない!だから!」
「あれ?ハルキ?」
後ろから足音もなく話しかけてくるのは…。
「アオイ!」
北影アオイ、彼しかいない。
「すまない、北影アオイとの接触は控えめに…と言われているんだ、うまくごまかしてくれ…」
オレの左手の中で小さくブレイジングファングが喋る。控えめにしないといけない理由は何だ…?でも、そう言われたらそうするしかないよな…。
「アオイ!偶然だな!」
「うん、ハルキも。…さっき誰と話してたの?」
「え!っと…ブ、ブレイジングファングがもし、喋ってくれたら、こんな感じに話すかな~って1人で喋ってたんだ…」
「ふーん…全然ハルキっぽい声じゃなかったけど…」
「頑張って出してたんだ!ほら!神牙ハルキ!私はここにいるんだ!ってさ!」
オレは左手に持っているブレイジングファングを見せながら、さっきまでのブレイジングファングの喋り方をマネしてみる。我ながら似ていると思うが、アオイは声を聞いたことがないからなんだこいつ?と思いながら聞いているかもしれない。
「そっか、たしかに楽しそうだね。じゃあまた明日ね」
「うん!また明日!」
アオイはオレの隣を小走りで通って行った。道の角を曲がったところで、ブレイジングファングが再び喋りだした。
「ふぅ…ヒヤヒヤしたぞ!神牙ハルキ!」
「うん…だけど、なんでアオイと接触しちゃいけないんだ?」
「それは私もわからない。ただ、開発者にそう言われているんだ。神牙ハルキにも心当たりはないのか?」
「うーん、パッと思いつく心当たりはないかな」
「そうか…」
小さいころ、オレが指を噛む癖に気づいてくれたのはアオイだ。こんなことやってたら幼稚園で赤ちゃん扱いされるかもだから、直そう!と一緒に対策を考えていた。でも、オレの癖は幼稚園では直らず結局小学生、しかも高学年になっても続いている。
もう最近は、どんなことをやっても直らないからアオイもあまり、オレの癖について話すことは少なくなったし、触れることもほとんどなくなった。だからオレは1人で対策をしないといけない。だから涼川のおじさんはオレにカスタムギアをくれたのかな…?
「…オレ直したいよ、この悪い癖」
「そうか、なら目指すんだ」
「何を…?」
「もちろん、ランキング1位!頂点だ!」
「1位か…」
「私と約束をしてくれるか?共に…一緒に!頂点に!!」
もしこれが、親友やライバルなら感動的なシーンだっただろう。もしこれが、敵キャラならもっと感動的だっただろう。だが、今ここにいるのはオレと喋る赤い鍵。顔がないから表情もない、体もない。そんなカスタムギア・ブレイジングファング、オレの相棒との約束だ。
「ああ!約束だ!ブレイジングファングと頂点を目指せるなら、指を噛む癖が直らなくてもいいかもな~…なんつって!」
「ははは!いい冗談だな!さあ!まずは家に帰って消しゴムサッカー部を見るぞ!続きが気になって仕方がないんだ!」
「え!?ブレイジングファングも見てたのかよ!?」
神牙ハルキが1人で帰っていた時と同時刻、出雲アイナと柊ショウは児童館横のベンチに座って会話をしていた。
「そういえば、出雲って、本当の強さはどのくらいなんだ?あんまり強さ出したくないってことは、2回戦も余裕で突破できるほど強いってことなんだよね?」
「わからない。でも、多分、余裕。だから、わざと負けるように、してた」
「ふーん。それ、団体戦でもやるのか?」
「さすがに、やらない。神牙のため、柊のため、本気で、やる」
「そうか」
アイナは黒い手袋をつけた手で、ギュッと強くグーを作る。下を向いており、表情はわからないが、声で何か思うことがあるのかと、ショウは察した。
「ま、まずは神牙にあと4回勝ってもらわないとだけどな。その次にチームで特訓しようぜ!」
「それ、とても、いい」
「オレは鎖と戦いたいと思ってたし、神牙も勝率上げてもらわないと困るからな!」
「柊も、勝率、上げて、鎖に、勝てるように、なって、もらわないと」
「それは…何年かかるかな…?」
「ふふ」
アイナはベンチから立ち上がり、ランドセルを背負おうとする。ショウはランドセルを支えてやり、アイナが背負いやすいように手助けをする。
「あ、ごめん、アサヒによくやってたからさ…」
「いい悪癖。直さないべき」
「それは…褒めてんのか?」
「次、神牙にやってほしい」
「うーん、それは難しいかも。直す努力するね…」
アイナとショウは横に並んで歩きだす。2人とも、ここに神牙ハルキがいればもっと楽しかっただろうなと考えていた。ライバルという関係がチームメンバーという関係に変化したことで、まだ浅い溝のようなものがあるようだ。




