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ある高台

ある夜、女子高生のA子は家で一人部屋にいた。どこからともなく、ひっそりとした足音が聞こえた。だが、その足音はだんだんと聞こえなくなっていった。


数日後、A子はテレビで、自宅を含むある高台に伝わる怪談を聞いた。だが、それが自分の住んでいる場所のことだとは思わず、耳を疑った。


それは、かつてそこに住んでいた男が、妻を鍋で殴り殺してしまい、彼女の死骸を隠したというものだった。その男が、殺害の後、高台の山に降りて行き、足音が聞こえていなくなったのは、それであったらしい。


A子は、その怖さに気づくと、部屋の窓を開けた。すると、真っ暗な夜空が、広がり、なぜかからだが重くなっていく感覚に襲われた。そして、床にうつぶせに倒れ込んで、眠ってしまったという。

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