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未定  作者: おのでん
第1章 未知なる空間
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第1章 1話 初めての出会い

ほのかに光る青色の球体

その光を僅かに反射する色の分からない床

「どうしてここに来てしまったのだろう……」

今更答えなんて出てくるはずもないでしょう。

____________________


ほのかに光る赤色の球体

そんな光を一切残さず吸い込む漆黒の壁、

「俺は何故こんな所にいるのだろう……」

そう問い掛けるが、

無論答えは帰ってこなかった。

____________________


「はぁ……」

私は、もはや何回ついたか分からないため息を、

またつきました。

そうしてまた、ため息をつこうと空気を吸いました。

「……!?」

しかし、何らかの気配を感じて、その空気をゆっくり吐き出しました。

気配がした方向には、未知の淡い光が見えます、

興味がわきましたが、同時に恐怖も生まれました。

なんなのでしょうか。

しかし、もし襲われたりしたら、

こちらには対処しようがありません。

ゆっくりですが光が強くなってきています。

向こうにも、こっちの光が見えているでしょう。

「距離感が掴みにくいなぁ……」

これは逃げるべきなのでしょうか?

または近づくべきなのでしょうか?

それとも何らかの手段で迎え撃つべきなのでしょうか?

逃げるにせよ近づくにせよ、

決断は早くした方がいいでしょう。

でも、向こうの姿も見てみたい気持ちがあります。しかし、何故か強く恐怖を感じます。

そして、逃げようとしたその瞬間に、

「待ってくれ、俺は君の敵ではない!」

若そうな男性の声でした。

正直に私は驚きました。

まさか話せるとは思っていなかったからです。

しかし、罠かもしれないです。

とりあえず私は、

「わかりました。しかし、なにか怪しい行動をしたら、躊躇せずに攻撃しますね。」

と言いました。しかし、自分に攻撃する手段なんて存在するはずもない。

一か八かの賭けです。怖いです。

「わかった。でも、本当に心配はしないでもらいたい、こちらには素手以外攻撃手段がないんだ」

(それは、私も……)

しかし、万が一のためにそれは言いませんでした。

そして、とうとう相手の顔がはっきり見えるようになってきました。

それは本当に優しそうなお兄さんでした。

____________________


「はぁ……」

俺は数え切れないほどついたため息の回数をまた1つ増やした。

とりあえずひたすら壁に沿って歩いているが、

先にはただただ同じ景色が続いています。

手にはほのかに赤く光る球体があります。

しかし、この球体はなんのためのものか、

なんで持っているのか、わかりません。

何度考えても、いくら仮説を出しても、

答えはわかりません。

そんなことを考えていると、前方に青色の光が見えた気がしました。

ずっと先の見えない、長い長いこの空間で

初めて見えた別の光。俺は泣きそうになった。

終わりが近づいているのだろうか。

それともなにかがはじまるのだろうか。

どちらにせよ、初めての変化でとても嬉しかった。

徐々に近づいている。そう感じた。

その刹那、なんて言ったのかわからないが、

確かに声が聞こえた。そして、少しだが、動いたように見えた。

何故か、見失いたくないと感じ、勝手に声が出た。

「待ってくれ、俺は君の敵ではない!」

そう言った瞬間、光の動きが止まった。

そして向こうから声が聞こえた。

「わかりました。しかし、なにか怪しい行動をしたら、躊躇せずに攻撃しますね。」

若そうな女性の声だった。

反応して頂ける、さらに近づくことを許可されるとは、非常にありがたい。

しかし、攻撃されたくはない。

(やはり怪しまれているか……)

まあ、無理もないだろう。

だが、どうしても近づきたい。

話せるということは人である可能性が高い。

今どういう状況か知りたい。

「わかった。でも、本当に心配はしないでもらいたい、こちらには素手以外攻撃手段がないんだ」

正直に答えた。だが、答えはなかった。

俺は攻撃されないように、できるだけ普通に歩いて近づいた。

そして、とうとう相手の特徴がはっきりわかるようになってきた。

それは、とても可愛い女の子だった。

趣味的な感じで暇な時に書いたものをてきとーな時にあげていきます。

こんな作品読んでくれてありがとうございました。

次回も呼んでくれると嬉しいです。

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