魔法を覚える
ゆっくり書いてます。
あれから3年たった。
言葉を理解して見聞き読み書き出来るようになった。
それから立ってヨチヨチ歩き出来るようになった。
出来ることの幅が増えた。
移動できるのと部屋でメイドとお母様が話してるのを聞いて自分の家のことがわかって来た。
どうやらうちは伯爵家らしい。
お父さんも仕事で王都に行くことが多い。
今日も書庫に行き本を読もうとしているがもうそろ魔法を覚えても良い頃なのかもしれない。
本棚から初歩の魔法の本を何冊か見繕う。
魔法の仕組みを見ながらなるほどと感心した。
生活魔法を使っていていたがこういう意味だったのかとかなり理解できた。
もう魔法の理解はほぼ出来たのであとは実践だ。
ようはイメージと魔力操作だ。
さすがに子供一人で魔法はマズイのでお母さんを呼んで魔法を使おうと思った。
お母さんも魔法を使えるのでアドバイスもらいながら魔法を覚えるつもりだ。
本を見ながら火炎放射器をイメージしながら魔力を前に押し出す感覚で魔法を発動させた。
「ファイアボール」
想像以上に大きい火の玉がでて空の彼方で消えた。
庭の木に向かって
撃っていたら大火事になってたし危ないところだった。
「ちょっと今エアルちゃん無詠唱だったんじゃない?それに威力があり過ぎじゃない?」
「こんな感じでいいですか?」
「火魔法は危ないから他の属性試して見ましょうね」
「ウインドカッター」
「ウォーターウォール」
「ストーンバレット」
全属性使えた。
「どうしようエアルちゃんが天才すぎる!」
お母さん大興奮である。
これはスキルポイント(以下SP)使わなくて正解である。
スキル画面を見ていたら【豪運】というスキルが新しく出来ていたので素早くSPを使い確保した。
なんか魔法の才があるようだが剣術も鍛えたいものである。