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迅魂夢想の神姫謌  作者: お隣 韻
9/12

八章 [何処のギャルゲーだよ]

「おい、嘘だろ。もう夜が明けちゃったじゃねぇか!………って言っても、一時間も経ってない様な気が」


「どうやら時間の流れが一定では無い様です。まぁ、パラレルワールドですから」


いやそれでどう納得しろと。

そうこうしているうちに、既に太陽は俺達の斜め上付近まで上がってきている。



その時だった。


「オウオウ!!人の目の前で盛ってんじゃネエヨ!!」


柄の悪そうな、いや、めちゃくちゃ悪い感じの人が出てきた。

学ランにボンタンを着こんで、更には今時有り得ない様な………


リーゼントだった。


「オイ、何処のガッコだ?………良いオンナ連れ回しやがって。邪魔ナンだよ!!」


なんなんだこのじゃんがりあんコントは。

それより俺が気になるのはリーゼントだ、中に何が入ってるんだ?


「無視してんじゃネエヨ!!ガン付けやがってェ!!自殺志願者かテメェ!!」


あれ、ご立腹?

ちょっとまって。俺は戦力外なんだが………って、目に前に拳が振りかぶる。


「は、はぁ!?何で俺が殴られなきゃいけないんだよ!!」


「それは貴方があのりーちゃんを起こらせたからに決まってるじゃないですか?」


りーちゃんて何だよ!!リーゼントだからなのか!?安直過ぎだろ。

ケタケタ笑う連花をよそに、俺は拳を受け止め、奥に付きだし相手を転ばせる。


「て、テメェ………!!」


「無益な争いはよそう。争いは何も生まない」


「言葉が被ってンダヨ!!ちゃんとしろやオラァ!!」


あれ、今正論言われた?俺間違えてる?

再び起き上がり殴りかかってくるりーちゃんの拳を翻し、ただ、押した。

押しただけ。

りーちゃんはバランスを崩し、土埃を上げて地面に突っ込んだ、しかも動かない。

………………。

……………………………?


いやいやおかしいでしょ!?何で押しただけで気絶するんだよ!?

待て!!待てってば!!死ぬなぁぁああああ!!!


「あーあ、やっちゃいましたね。白夜君、どうするんですか?」


「知らねぇよ!?ただ向こう側が殴りかかってきて押しただけだし!!つか何で気絶するの!?」


完璧に白目向いてるよ。歯も折れちゃってるし………。

どうしよう。


「あ、恐らくこれが原因でしょうかね?」


と、連花はりーちゃんの頭付近をまさぐり、[それ]を俺に向かって掲げる、その招待は………。



「コカ・●ーラじゃねぇか!!!」


コ●・コーラとは、昭和から平成にかけて発売されていた炭酸飲料水の事だ。

まさか●カ・コーラがこいつのリーゼントだったなんて。


「あ、しかも飲みかけですね。恐らく冷やすためにリーゼントに入れてたんじゃ無いですか?」


「リーゼントに冷却機能はねぇよ。しかも今時希有なコカ・コー●の瓶だし」


それにしてもどうするか。気絶したままこんなド田舎の道端に居ればまず死ぬ。

だと言っても、こんなパチモンヤンキーを連れて歩くのも気が引ける、さぁてどうするか。


「…………それにしても、どうしてりーちゃんが?まだ人が居たんですかね?」


それもそうだ。何でりーちゃんだけ此処に居るんだ。

もしかして、元居た世界から飛んできたって事は無いか?本当になんでリーゼントがひょっこり立ってたんだ?


「その可能性も考えられますし、もしくはまだこの世界に誰か居るか、っていう事も考えられます、が」


「が?」


「それより喉が乾きました。このコーラ飲んじゃって良いですかね……?」


「いやいや怒られるだろ。つかさっきの間接キスやらのデレカシー何処行った!!」


「いやぁ、なんか貴方の飲みかけは飲んだら死にそうですし、まだりーちゃんのを飲んだ方が良いと思いまして」


「まさかの俺超危険人物!?」

はい、ちょらーっす、音韻です。八話になりました。新キャラ、りーちゃんです。可愛いでしょ。てなわけで、これからはこのりーちゃんと一緒に行動して行きます。という事で、また次回。

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