プロローグ
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『ピンポンパンポーン⤴ えー管理の神、レアン・テルミス、ラーン・テルミス、大聖堂に呼び出しです、お神様めっちゃ怒ってるよ〜 ピンポンパンポーン⤵』
…………?やばいじゃーんこれ。めっちゃ怒ってるって言ってたよ〜。ど、どうしよ〜
「どうしよ〜ラーン、これ、行かなきゃまずい系?」
「うーんいや、でもさ、俺たち特に怒られる心当たりなくね?大丈夫じゃね?」
「………………!確かに……!じゃあ、行く?」
「しゃーないな〜かわいそうだから行ってあげるか〜」
あそこのめっちゃ重そうな扉が大聖堂だったよね〜っと、失礼しま〜す。
○ ○ ○
広〜いお部屋の真ん中で、お神様が立ったままニコニコしてこっちを見てる。
お神様は神様の神でいちばん偉い人。
真ん中で座れって言われたからお話聞いてあげるの。
「……えーっと、管理の神で、双子の姉のレアン」
「は〜い」
「何が好き〜?」
「最近はね〜暖かくなってきたからお昼寝が好き〜」
「じゃあ双子の弟のラーン」
「はーい」
「何が好き〜?」
「この前新しいからくり人形が発売されてさ!装備がめちゃくちゃかっこいいんだよ!」
そうだったの!?ずるい、ラーンだけ、私も見たい〜
「は〜い、じゃあ君たちは、最近仕事をサボっているという認識でいいかな?」
…………??しごと……???
「仕事ってなーに?」
「俺たち仕事なんてあったっけ?」
お神様が目をピクピクさせてるの。寝不足?
「はぁ……あのですね?君たちは管理の神でしょう?」
「当たり前だよな?」
「はい、じゃあ何を管理するのかな?言ってごらん?」
「お菓子がなくならないように補充すること?」
「お昼寝場所がふかふかになってるか確認すること〜?」
「…………」
お神様、手をグーにしてプルプルしてるの、遊びたいのかな?
「…………はぁ、今更怒る気にもなれませんね。いいですか?あなたたち管理の神は、定期的に作られる神の新興国、神興国の管理をするのです。それぞれの神の力、神力を好き勝手国に振るっていないか、逆に国を放ったらかして遊んでいないか、それぞれの国の神の統制状況を逐一報告書にまとめて最低でも半年に一回は報告すること。作られてからまだ一年以内の神興国に対しては、一月ごとに報告書を提出する。これがあなたたちに与えられている仕事です」
「「………………」」
えっと〜?
「あぁ〜言われてみればそんなのもあった気がするなぁ……」
「お仕事、それだった気がする〜……」
「そうですかそうですか。ちなみにあなたたちはこの報告書を最後にいつ出しました?」
「は、半年前……いや、一年前かも……」
「最近はまったく〜……」
「はーい、三年前ですね〜今まで何してたんですか〜?」
うぅ…………
「……はぁ、そんな顔しないでください。私だって子供を怒るのは心が痛いんですよ」
「じゃあ無理は禁物だよ〜」
「そうそう、嫌なことは無理しなくていいって!」
「………………」
あれ、お神様怒っちゃった?
「あぁ〜もういいですはい、反省はしてくださいね?……ということで、あなたたちには仕事をサボっていた三年間の間に作られた四つの神興国を偵察して、報告書を提出してもらいます。昔から存在していた国についてはもう偵察は終わらせてあるので、四カ国だけで十分です。これだけならサボらずにやってくれますよね?」
「え〜!やるやんお神様ナイスゥ〜!」
「まじこれなららくしょ〜」
「……いいですか?四カ国だけとはいっても、後に作られた国ほど、頭のおか……まともじゃな…………変な神が統治しているので、くれぐれも気をつけて。そこに報告書の下書きがあるので持って行って、最終的にそこに書き込んで提出をお願いしますね」
「ちゃっちゃと終わらせようぜ〜」
「お仕事かいし〜」
レアンと二人でお仕事行ってくる!
報告書は〜これ?報告対象一覧って書いてある〜
■■■■■
目次的なやつ
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「どこから行く〜?」
「適当でいんじゃね?」
「じゃあ最初はここ〜!」
他の国の行き方はね〜天門様っていう門を繋げてくれる神様がいるから、天門様の持ってるおっきい門のとこで、天門様に行きたい国をお願いすれば、その国と門を繋げてくれるの。
「天門様、天門様〜神興国の統制管理のお仕事で来ました〜管理の神レアン・テルミス」
「とラーン・テルミス!」
「「___の国までお願いします!」」
いろいろ忙しいので投稿はマイペースですが、
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