『問題:乙女ゲームヒロインの髪色ランキング、トップ5を答えよ』ピンク「ピンク!」ブブー!ピンク「えっ」
悪役令嬢「今日はいつもの五人で神々と戦うクイズバラエティ、ネプチュリーグに参加しましたわ!ネプチューンチームに勝って賞金ゲットですわ!」
ハデス「さあネプチュリーグもいよいよ最終問題となりました。最終問題はご存知ファイブボンビー。お題に合った答えを5人のチームメンバーで制限時間一分内に次々答えてもらいます。まずは先行ネプチューンチーム。準備は良いですか?」
ネプチューン「えーよ。皆ー!気合入れてくでー!」
ゼウス「オー!」
アルテミス「オー!」
ホリケン「オー!」
ヘラクレス「パワー!」
ハデス「それでは問題。神々への2023年アンケート、『異世界転生した時に活躍出来そうな部活動』トップ20をお答え下さい。ファイブボンビー!」
【60】
ネプチューン「ん〜、皆ほんまごめん!簡単なやつ行きます。剣道部」
ピンポーン
【54】
ゼウス「ボクシング部」
ピンポーン
【52】
アルテミス「漫研!」
ブブー
アルテミス「えー!漫研入って無いの!?ボランティア活動部!」
ブブー
アルテミス「空手!空手部!」
ピンポーン
【39】
ホリケン「天文部」
ピンポーン
【39】
ヘラクレス「ドカ食い気絶部!」
ブブー
ヘラクレス「え?…ドカ食い気絶部!」
ブブー
【30】
ヘラクレス「お嬢様部!」
ブブー
【26】
ヘラクレス「え、えーとえーと」
ネプチューン「ヘラクレス落ち着けー!何でもええから言うんやー!」
ヘラクレス「ドカ食い気絶部!」
ネプチューン「それはもう言ったやろ!」
ブブー
【3】
ヘラクレス「料理部!」
ブブー
【2】
ヘラクレス「相撲部!」
ブブー
【1】
ヘラクレス「…ヤー!」
【ゲームオーバー】
ハデス「ネプチューンチーム40ポイント獲得。ヘラクレスさん、残念でした」
ネプチューン「お前、ホンマ何やっとんねん!」
ヘラクレス「僕、剣道部言おうとしてたんですよ。それをネプチューンさんが取ったから」
ハデス「悪役令嬢さん、何がランクインしてたか分かりますか?」
悪役令嬢「そうね、eスポーツ部は入ってそうですわね」
ハデス「お見事。eスポーツ部入ってます。ちなみにこちらが正解となっています」
『2023年度、神々が選んだ異世界転生に強い部活動トップ20』
1帰宅部
2剣道部
3山岳部
4陸上部
5空手部
6ボクシング部
7外国語コミュニケーション部
8やきう部
9文芸部
10サッカー部
11アメフト部
12アーチェリー部
13科学部
14バスケ部
15新聞部
16卓球部
17柔道部
18eスポーツ部
19カバディ部
20天文部
ネプチューン「一位は帰宅部かー。言われてみりゃそうやな〜」
ハデス「現在ネプチューンチームが40ポイントリード、なので50ポイント獲得した時点で乙女ゲームチームの勝利となります」
悪役令嬢「私から男爵令嬢さんまでの五人が一回答えたら勝ちね?」
ハデス「はい。それでは乙女ゲームチームへの問題はこちら。作者騎士ランチが調べた令和元年から令和五年までの商業乙女ゲーム及びフリー乙女ゲーム。そこに出てきたヒロインの髪色トップ5をお答え下さい。ファイブボンビー!」
【60】
悪役令嬢「皆様、男爵令嬢さんの為に一位以外を言っていきますわよ!銀髪!」
ピンポーン
【55】
王太子「黒髪!」
ピンポーン
【51】
宰相の息子「赤髪!」
ピンポーン
【48】
山賊「茶髪!」
ピンポーン
【45】
ピンク「皆、ありがとう!これでアタシ達の勝ちっ!ピンクー!」
ブブー
【40】
ピンク「ピンクブロンド?」
ブブー
ピンク「なーんーでーよー!」
悪役令嬢「いいから答えて!」
ピンク「緑っ!」
ブブー
【20】
ピンク「青!金髪!白!灰色!ドドメ!紫!緑!ツートン!」
ブブーブブーブブー
【9】
ピンク「スキンヘッド!可変!七色!」
ブブーブブーブブー
ネプチューン「頑張れー!」
【3】
【2】
【1】
ピンク「あー、もう全然わかんない!」
ピンポーン
ハデス「正解!優勝は乙女ゲームチーム!おめでとうございます!」
ピンク「ふぇ?」
作者「ども、作者の騎士ランチです。この話を作るために実際に調べてみたのですが、一番多かったのはヒロイン(プレイヤーキャラ)の見た目の設定が無く、髪色が分からないというものでした」
ピンク「そーなの?」
作者「制作に金かけてる大手の作品は、ヒロインのキャラグラもちゃんとあって、そこでは赤っぽい茶髪と茶色がかった赤髪が多かったです。一方で、マイナー作品やフリーゲームだと黒髪と銀髪が多かったですね。ですが、それ以上にヒロインの顔が出ない作品が多かったです」
ピンク「ピンクは?ピンクはどれだけいたの?」
作者「私が調べられたのはあくまでも乙女ゲームの一部ですが…ピンクは3%未満でした。寧ろ、オネエ系イケメンやショタのにピンク髪がチラホラ居ましたね」
ピンク「ギャース!」
チュドーン!
悪役令嬢「こうしてアイデンティティを失った男爵令嬢は髪を剃り修道院へ、邪魔者が居なくなり、私は賞金で王太子とラブラブチュッチュな日々が送れる様になったのですわ」
王太子「ラブラブチュッチュ」
悪役令嬢「めでてえですわ!」
作者「でも、お前も実際の悪役令嬢とは全然違うぞ」
悪役令嬢「ギャース!」
チュドーン!