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DoorMat  作者: KAI
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ピコンッ


「今夜暇?」

「うち来ない?」


毎晩のスマホの通知音が生きがいで私はまた夜の街へ出向く

毎晩違う男性に愛されて、時には寂しく泣いたり...。



どうせまた遊ばれるだけなのにどうしても私はメッセージを無視できない

「やぁ、来てくれたね」

『だって呼んだじゃん』

「だって呼ぶと必ず来てくれるだろ?」

『彼女は?』

「今夜は来ないから大丈夫」


そうして私は彼に抱かれる

彼女がいるのにひどい男。

そんなひどい男に抱かれる私はもっとひどいのかも

なんて考えながら欲に溺れていく...



チュンチュン

カーテンから漏れる朝日が少し眩しい

「あ、起きた?」

『仕事行くの?』

「彼女とデートだよ」

「起きたならさっさと出てけよ」


夜はあんなに愛し合っても朝になるとみんな冷たい

別にこの人が特別冷たいわけじゃない、男性はみんなそう。

愛されるための顔は出来るのにどうしてみんな私を夜だけ愛するの?どうして私と朝を迎えてくれないの?



用が済むと私を踏んで愛する人の元へ行く

『だから私はドアマットなんて呼ばれるのよ』

「なんか言ったか?」

『ううん 何も』

「そうか じゃあまたな」



DoorMat・・・都合のいい女


不定期で投稿するのでゆっくり見守ってください。上司に見つからないように頑張ります。

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