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終わりの世界の反逆者  作者: 夜宵 千月
第一章 目覚め
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5話 精霊召喚?

 魔法はイメージだ。

ということに気づいたのはごく最近のことで…いちいち舌っ足らずの口でするのが面倒くさくなって無詠唱でやったら普通にできてしまったのだ。


 というわけで(?)今日は召喚魔法を使って私の眷属になる精霊を召喚しようと思う。

私的には鳥とか馬とか自分が逃げることができる(というか手を貸してくれる)精霊が来てくれたらなぁと思っているがまぁほぼ無理だと思っている。


 精霊というのは、まずほとんどが心がきれいなものしかいない。自分達が嘘をつけないという性格上人間側に問題があれば術式が反応しないか、堕ちた精霊がやってくるのだ。


「よし出来た!!」


 では始めるか


「偉大なる精霊よ。我が意志に答えよ。我が魔力を糧とし、われの願いを遂行せよ」


 クッッ……やはり魔力がまだ足りなかったか?


「我が求める精霊は…」


 逃走に特化した精霊…


「一緒に最後まで生きてくれる精霊だ………なっっっ!!!?どういうことだ!!??ハッしまっっ!!」

 

 パッァァァ


「ッッ!!な…何が起こった?」


 失敗か?こんなところで?ありえない!!いやあってはならない。

 何故私は最後間違えてしまったのだろうか?

事前の準備は完璧だった。詠唱も何度も練習して…………何でいつも大事なところで!!


『マスタ〜!〜せっかく来たんだから遊ぼうよ〜〜』

!!

『そうだよん!遊ぼうよん!』

!!?

『おいそこのくそ兄弟…マスターが困っておられるだろうが!』

!!??

『ハァ…もう黙ってろお前ら…』

?!!??

『いいじゃないか闇♪賑やかでちょー楽しいぞ?』

??!!??

『………。』


 エッ……ドユコト????

『はじめまして~マぁスタ〜僕たちは〜』


『マスターに呼ばれて来たんだよん!』


「えっとー始めまして。精霊様方私の名は…」


『あっ!名前だけでいいよ♪』


「……ラ…ラーシュラと申します。」


『ららーしゅら?』


「ラーシュラです。精霊の方」


『あっ!ごめんね〜久しぶりに〜人間に〜呼び出されたからさ〜ちょっと舞い上がってるの〜』


「さようでしたか。一つ質問してよろしいでしょうか?」

『ハァ…いいぞ』

「ありがとうございます。では…私は召喚に失敗したはずなのに、なぜあなた方は6人も…しかも人間の姿で私の目の前に居られるのでしょうか?」

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