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終わりの世界の反逆者  作者: 夜宵 千月
第一章 目覚め
4/14

3話 過去の記憶

3話目です!!!

それにしても赤子はやることがないな……。

一度頭を整理するか…。


 私が住んでいるリドタニア王国は、貴族・司教・平民・咎人の4つに分類することができる。そしてこの国の位置は、平界つまり真ん中の大陸にあり、その他は天界と地界にわかれている。平界にはエルフしか羽を持っていないが天界の者は白い翼を、地界の者は黒い翼を持っている。


 この世界の話は終わりにして、私の過去を振り返ってみるとするか。


 物心ついたのは3歳の誕生日頃だと思う。ナタリーがケーキを作ってきてくれたのだ。それが嬉しかったかは忘れたがきっと嬉しかったのだろう。その時のことをよく覚えている。


 少し状況が変わったのが、4歳の冬頃。父方の弟から私の一つ上の兄カイルが引き取られてきたのだ。最初は震えていた兄も途中から動じなくなっていたらしいがあの頃から肝が座っていたのか?。


 そして5歳の誕生日、義妹が引き取られてきた。妹と言っても血もつながってなければ年下でもなく同い年だが。王の勅命で希少な光魔法を持った義妹を引き取ったらしい。

 それにしても実の娘の誕生日にこんな残酷なことをするなんて父オットーは何を考えていたのだろうと幼き日は思ったが、思い返せば私の存在が発見されたのが8歳の頃だからしょうがない。

私の存在は、巧妙に隠されていたわけでもなく、ただ忘れ去られていた存在だったから屋敷を探検していた義妹にあっけなく見つけてしまった。

愚かな私は、このとき思ってしまったのだ。この子と仲良くなれるかな?と。


 しかし思ったが最後。それからは地獄の日々だった。蹴られ、殴られ、物を投げられ、顔ではなく見えないところが傷つけられる。

義妹だけでなく、鬱憤を晴らすため侍女達まで参加して痛めつけてくる。


 それが8歳まで続き、心と身体はボロボロだった。しかしその後半年誰も来なくなった。

何があったのだろうか?罠?どうすればいいかわからないと思い続ける日々。

やっと半年ぐらいたって物語に出てくる騎士みたいな人が来た。そこからの記憶はなく、いつの間にかふかふかなベットの上で眠っていた。


 やっと地獄の生活から解放されたのだと安堵したのもつかの間、第二王子の婚約者になれと言われ現実を叩きつけられた。

義妹は、私が婚約者に選ばれたことが悔しかったのかますます虐めがエスカレートした。

初めてあった兄とダイアも、蔑んだ目で私を見た。


 あとから知った話だが、ナタリーが殺されたらしい。私を監禁していた罪だとか。

けど私は外にもたまに出ていたし、他の侍女も私を認識していた。それは事実だ。

つまり罪をナタリーに着せたのだ。許されない。許せない。許させない。絶対に…


 ……殺す

「ヒッッ……!!」

 !しまった殺気が漏れてしまった。この侍女大丈夫だろうか?


 話は戻るが、私の学園生活は最悪だったのだ。いつの間にか義妹に悪口を広められ、全校生徒に無視され、いじめられ、挙句の果てに私が炎魔法の素質があって、頭も良かったものだからさらにエスカレートした。

最後には悪虐非道のやつとして殺されたという笑い話だ。


 そんな中私は、水曜の放課後は必ず、平民の街でぶらぶらしていた。王太子妃教育もなく義妹も(頭が悪いので)補習だったのだ。

何をしていたかというと、店を回ったりいろいろなことをしていたのだ!!!////


 ゴホン…まぁこれぐらいだろうか。あとはお察しの通り嵌められて殺されましたとさ。

 少し途中からおかしくなったg………


「それにしてもラーシュラ様全く泣きませんね?」


  …………


「ウェェェーーーン!!えぇん!ヒックヒッック」


「えっっ?!!急にどうしたのですか?」


まぁ…まずは演技(騙すこと)からだな……… 。

どうでしたか?間違っていたり噛み合ってなかったり、わからないところがあれば、指摘してください。

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