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底辺男のミセカタ 〜ゴミスキルのせいで蔑まれていた俺はスキル『反射』を手に入れて憎い奴らに魅せつける〜  作者: 筋肉重太郎
第二十五章 第二防衛基地での契約

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結果を受けて

 2つの派閥の2度目の衝突は、全体的に見て新潟派閥の勝利で幕を閉じた。これを受けて両派閥は以下の判断を下した。


 東京派閥は残りの600の兵力の内400を第二防衛基地に向かわせるものの、侵攻はせず体制を整えて作戦をしっかり作ってから攻める形にした。


 新潟派閥はと言うと。


「――――では、兵士を100人第二防衛基地に向かわせ、残りの残存勢力は最終防衛基地に配置するという方針で」


「ああ、それで構わないだが……その100人には俺たちみんなを含める。みんなもそれでいいな?」


 スタートダッシュこそ失敗したものの、お互いに第一防衛基地を潰しあった程度で済んだのは素晴らしい成果だと判断し、数少ない龍兵隊と援軍に向かわせた100以外の100を第二防衛基地に送り込む算段を立てた。


 東京派閥と違うのは、その100の中に龍ヶ崎亮介やロカを含めた龍ヶ崎家の人間たちが含まれていると言うことだ。新潟派閥はここで圧倒的な個を投入する気でいるらしい。


 互いに第一防衛基地が潰れ、最前線になった第二防衛基地に戦力を送り込む形。簡単な作戦ではあるが、戦力をすぐに送り込む点で判断が早いのは素晴らしいだろう。


 互いに第一防衛基地の戦いを終えた夜に取り決められた判断なので、まだ兵たちには伝達されていなかった。だがそれでも明日の朝には全兵士に伝達され、すぐにでも大量の軍が第二防衛基地に向かうだろう。


 さて、ここまでの話を聞いて疑問に思った人もいるだろう。


 なぜ最後にそんな当たり前の話をしたのか? と。


 戦いの後に次の戦略を立てるのは当然で、それが伝達するのが次の日の朝なのも当然。文章にする必要もない。


 しかし、これをわざわざ文章にして説明したのにはとある理由があった。





「到着っ……と」





 太陽昇る日の光以上の光が輝き続けた昼とは打って変わった夜の東京第二防衛基地。そこから生まれ落ちたように、黒いジャケットが天から着地したからだ。


「ハカセ。到着したぜい」


『うむ。思った以上に早かったな。結果さえワシの考え通りならばそれでよい。やり方はオヌシに任せるぞ』


「了解した」


 これから始まるのは圧倒的な蹂躙。名将ハカセによる敵の隙をついた盛大な不意打ち。


"1回目ならまだしも、2回目が来るとは思わない"


 組織の弱点になるのは、いつだって個人の判断では決められないところだ。正解不正解は置いといて、個人の判断によるスピードには敵わない。


「ブラック。今回はお前も一緒だ。露払いで溜まった鬱憤を発散していいからな」


「ワン!」


 前回の基地襲撃は俺と別行動で警備潰し、グリードウーマンを助けた時は周りの警戒と露払いをさせていたので、今回の作戦に対するブラックの士気はぶち上がっている。黒ジャケットとブラック。この黄金コンビの爆進はもう誰にも止められない。


「いちいち警備を潰すのも面倒くさいし、いっそのこと真正面から行くか」


「ワン!」


 すると2人は暗闇の中に消え。





 第二防衛基地は徹底的な破壊を受けた。

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