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占い師の備忘録①メンヘラ編

作者:ポエムめぐみ
在宅占い師をしているポエムめぐみは、大晦日に義実家にて年越しをしていた。占いの鑑定依頼は口コミかネットで受けているため、メッセージを確認するiPhoneを手にしていた。

ポエムの占い広告が掲載されているSNSから受信メッセージが来た。
2019.12.31.23.32

おいおい
ジャニーズカウントダウンかゆく年くる年か、除夜の鐘を聴きに行くか、義実家近辺での花火をみるか迷っていたんだけど。

一般の鑑定問い合わせは冷やかしも多いからなぁ。
内容確認だけしておこう。

今まであんまり面倒な占いをしたことがなかった、めでたい占い師の洗礼は、年越しと共に始まるようです。

会話の「」は、ポエムめぐみ
『』は、依頼者様。今回はメンヘラさん。

メンヘラさん『うつ病からの大学中退した引きこもり気味のフリーター27歳の長女と、不登校からの高校中退した22歳の次女の婚期を教えて欲しいのです。チャラ男はダメ。ハイスペイケメンに限ります。娘は嫁に行くまで実家から出したくない。あなたも子供いるからわかるでしょう?これで占い師は21件目。料金を教えてください』

はい?受諾前提???

メンヘラさんの娘を結婚させたいがための自分語り、娘を芸能人に見立てる奮闘とギャグとしか思えない無理難題の占い内容の数々。

占い師は魔法使いじゃないので、だんだん疲れてくるポエムめぐみがゲンナリして気持ちを切り替え、鑑定書をポストに投函するまでの2人の物語。
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